治療スケジュール
概要
監修医師

Nivo:ニボルマブ(オプジーボ®)

投与量コース投与日
240mg/body 点滴 (2週間) 1~Day1
480mg/body 点滴 (4週間)1~Day1

カボザンチニブ:カボザンチニブ(カボメティクス®)

投与量コース投与日
40mg/日 分1 経口1~連日投与

その他

カボザンチニブ単剤の場合60mg/日。 用量が 「単剤投与」 と「併用投与」 で異なるため注意すること。

関連する薬剤情報

オプジーボ点滴静注120mg
抗悪性腫瘍薬 > ヒト型抗ヒトPD−1モノクローナル抗体
1).悪性黒色腫。 2).切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。 3).非小細胞肺癌における術前補助療法。 4).根治切除不能又は転移性の腎細胞癌。 5).再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫。 6)...
カボメティクス錠60mg
抗悪性腫瘍薬 > チロシンキナーゼ阻害薬
1).根治切除不能又は転移性の腎細胞癌。 2).がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌。
レジメン
Nivo+Cabozantinib
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

*小野薬品工業株式会社の外部サイトへ遷移します
*武田薬品工業株式会社の外部サイトへ遷移します

用法用量 (1コース2週間 or 4週間)

カボザンチニブ単剤の場合60mg/日。  用量が 「単剤投与」 と「併用投与」 で異なるため注意すること。

投与開始基準

CheckMate 9ER試験¹⁾より抜粋

未治療の淡明細胞型腎細胞がんの組織学的または細胞学的診断ある18歳以上の患者で以下を満たすもの

休薬・中止・減量基準

初回基準量と減量レベル

主な有害事象

CheckMate 9ER試験¹⁾

有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)

主な有害事象

  • ALT上昇 28.1% (5.3%)
  • AST上昇 25.3% (3.4%)
  • 貧血 15.0% (1.9%)
  • 低リン血症 14.4% (5.9%)
  • 低マグネシウム血症 13.8% (0.6%)
  • 血小板減少症 7.8% (0.6%)
  • 血小板数減少 5.6% (0%)
  • 好中球減少症 4.7% (0.6%)
  • 下痢 63.8% (6.9%)
  • 倦怠感 32.2% (3.4%)
  • 食欲低下 28.1% (1.9%)
  • 吐き気 26.6% (0.6%)
  • 無力症 22.2% (4.4%)
  • 粘膜炎症 20.6% (0.9%)
  • 嘔吐 17.2% (1.9%)
  • 口内炎 16.9% (2.5%)
  • 便秘 12.2% (0.9%)
  • 発熱 12.2% (0.6%)

注意すべき有害事象

  • 手掌・足底赤血球感覚異常 40.0% (7.5%)
  • 高血圧 34.7% (12.5%)
  • タンパク尿 10.3% (2.8%)

上手に使うためのワンポイント

血管新生阻害薬を用いた免疫併用療法で3番目に承認されたレジメンであり、 スニチニブと比較しPFS、 OS、 RRの改善があった。 

ニボルマブと併用するカボザンチニブの初回投与量は40mgであり、 カボザンチニブ単剤のレジメンより副作用マネジメントがしやすい。

関連する臨床試験|CheckMate 9ER試験¹⁾

未治療の進行性又は転移性淡明細胞型腎細胞癌患者において、 ニボルマブとカボザンチニブの併用投与の効果を、 スニチニブ単剤投与を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験CheckMate 9ERの結果より、 無増悪生存期間 (PFS) 、 全生存期間 (OS) 及び奏効率 (ORR) に対する有益性が示された。

>>臨床試験の詳細を見る

PFS中央値

  • ニボルマブ+カボザンチニブ群:16.6ヵ月
(95%CI 12.8-19.8ヵ月)
  • スニチニブ群:8.3ヵ月
(95%CI 7.0-9.7ヵ月)
HR 0.56 (95%CI 0.46-0.68)、 P<0.0001

OS中央値

初回報告時、 OS中央値は両群いずれも未到達

HR 0.70 (95%CI 0.55-0.90)、 P=0.0043

OS率 (2年時)

  • ニボルマブ+カボザンチニブ群:70%
  • スニチニブ群:60%

ORR、 完全奏効 (CR) 率

  • ニボルマブ+カボザンチニブ群:56%、 12%
  • スニチニブ群:28%、 5%

奏効期間中央値 (95%CI)

  • ニボルマブ+カボザンチニブ群:23.1ヵ月
(95%CI 20.2-27.9ヵ月)
  • スニチニブ群:15.1ヵ月
(95%CI 9.9-20.5ヵ月)

参考文献

  1. Nivolumab plus Cabozantinib versus Sunitinib for Advanced Renal-Cell Carcinoma. . 2021 Mar 4;384(9):829-841. PMID: 33657295
最終更新日:2023年10月10日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生

関連する薬剤情報

オプジーボ点滴静注120mg
抗悪性腫瘍薬 > ヒト型抗ヒトPD−1モノクローナル抗体
1).悪性黒色腫。 2).切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。 3).非小細胞肺癌における術前補助療法。 4).根治切除不能又は転移性の腎細胞癌。 5).再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫。 6)...
カボメティクス錠60mg
抗悪性腫瘍薬 > チロシンキナーゼ阻害薬
1).根治切除不能又は転移性の腎細胞癌。 2).がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌。
レジメン
Nivo+Cabozantinib
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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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監修・協力医一覧

関連する薬剤情報

オプジーボ点滴静注120mg
抗悪性腫瘍薬 > ヒト型抗ヒトPD−1モノクローナル抗体
1).悪性黒色腫。 2).切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。 3).非小細胞肺癌における術前補助療法。 4).根治切除不能又は転移性の腎細胞癌。 5).再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫。 6)...
カボメティクス錠60mg
抗悪性腫瘍薬 > チロシンキナーゼ阻害薬
1).根治切除不能又は転移性の腎細胞癌。 2).がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌。
レジメン
Nivo+Cabozantinib
レジメン
Nivo+Cabozantinib

Nivo+Cabozantinib

ニボルマブ (オプジーボ®)+カボザンチニブ (カボメティクス®)
2023年11月14日更新

Nivo:ニボルマブ(オプジーボ®)

投与量コース投与日
240mg/body 点滴 (2週間) 1~Day1
480mg/body 点滴 (4週間)1~Day1

カボザンチニブ:カボザンチニブ(カボメティクス®)

投与量コース投与日
40mg/日 分1 経口1~連日投与

その他

カボザンチニブ単剤の場合60mg/日。 用量が 「単剤投与」 と「併用投与」 で異なるため注意すること。

概要

本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

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用法用量 (1コース2週間 or 4週間)

カボザンチニブ単剤の場合60mg/日。  用量が 「単剤投与」 と「併用投与」 で異なるため注意すること。

投与開始基準

CheckMate 9ER試験¹⁾より抜粋

未治療の淡明細胞型腎細胞がんの組織学的または細胞学的診断ある18歳以上の患者で以下を満たすもの

休薬・中止・減量基準

初回基準量と減量レベル

主な有害事象

CheckMate 9ER試験¹⁾

有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)

主な有害事象

  • ALT上昇 28.1% (5.3%)
  • AST上昇 25.3% (3.4%)
  • 貧血 15.0% (1.9%)
  • 低リン血症 14.4% (5.9%)
  • 低マグネシウム血症 13.8% (0.6%)
  • 血小板減少症 7.8% (0.6%)
  • 血小板数減少 5.6% (0%)
  • 好中球減少症 4.7% (0.6%)
  • 下痢 63.8% (6.9%)
  • 倦怠感 32.2% (3.4%)
  • 食欲低下 28.1% (1.9%)
  • 吐き気 26.6% (0.6%)
  • 無力症 22.2% (4.4%)
  • 粘膜炎症 20.6% (0.9%)
  • 嘔吐 17.2% (1.9%)
  • 口内炎 16.9% (2.5%)
  • 便秘 12.2% (0.9%)
  • 発熱 12.2% (0.6%)

注意すべき有害事象

  • 手掌・足底赤血球感覚異常 40.0% (7.5%)
  • 高血圧 34.7% (12.5%)
  • タンパク尿 10.3% (2.8%)

上手に使うためのワンポイント

血管新生阻害薬を用いた免疫併用療法で3番目に承認されたレジメンであり、 スニチニブと比較しPFS、 OS、 RRの改善があった。 

ニボルマブと併用するカボザンチニブの初回投与量は40mgであり、 カボザンチニブ単剤のレジメンより副作用マネジメントがしやすい。

関連する臨床試験|CheckMate 9ER試験¹⁾

未治療の進行性又は転移性淡明細胞型腎細胞癌患者において、 ニボルマブとカボザンチニブの併用投与の効果を、 スニチニブ単剤投与を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験CheckMate 9ERの結果より、 無増悪生存期間 (PFS) 、 全生存期間 (OS) 及び奏効率 (ORR) に対する有益性が示された。

>>臨床試験の詳細を見る

PFS中央値

  • ニボルマブ+カボザンチニブ群:16.6ヵ月
(95%CI 12.8-19.8ヵ月)
  • スニチニブ群:8.3ヵ月
(95%CI 7.0-9.7ヵ月)
HR 0.56 (95%CI 0.46-0.68)、 P<0.0001

OS中央値

初回報告時、 OS中央値は両群いずれも未到達

HR 0.70 (95%CI 0.55-0.90)、 P=0.0043

OS率 (2年時)

  • ニボルマブ+カボザンチニブ群:70%
  • スニチニブ群:60%

ORR、 完全奏効 (CR) 率

  • ニボルマブ+カボザンチニブ群:56%、 12%
  • スニチニブ群:28%、 5%

奏効期間中央値 (95%CI)

  • ニボルマブ+カボザンチニブ群:23.1ヵ月
(95%CI 20.2-27.9ヵ月)
  • スニチニブ群:15.1ヵ月
(95%CI 9.9-20.5ヵ月)

参考文献

  1. Nivolumab plus Cabozantinib versus Sunitinib for Advanced Renal-Cell Carcinoma. . 2021 Mar 4;384(9):829-841. PMID: 33657295
最終更新日:2023年10月10日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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レジメン(泌尿器)

がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

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