【催吐性】 中等度催吐性
JCOG0505試験³⁾のプロトコル
Day1
- NK₁125mg 経口 (抗がん剤開始60~90分前)
- 抗ヒスタミン薬 50mg 経口 (点滴開始時)
- DEX9.9mg+H₂拮抗薬+5-HT₃ 1mg+生食 100mL (30分)
- PTX 175mg/m²+5%ブ糖液 500mL (3時間)
- CBDCA AUC5+5%ブ糖液 250mL (30~60分)
- 生食 50mL (全開投与)
Day2,3
- NK₁80mg 経口 (朝食後)
- DEX 8mg 経口 (朝食後)
Day4 (5)
- DEX 8mg 経口 (朝食後)
JCOG0505試験³⁾のプロトコル
JCOG0505試験³⁾のプロトコル
対象: IVB期または再発子宮頸癌253例
方法: TP群 vs TC群
【有効性】TC群
【安全性】Grade3以上の主な有害事象
日本で行われたJCOG0505試験³⁾により、 TC療法が、 TP療法と比べて非劣性を示し、 TC療法が子宮頸がんの標準治療の仲間入りをしました。
TC療法は、 特別に輸液が必要ではなく、 吐き気も少ないので、 初回投与から、 外来で投与が可能です。 患者さんのQOLを保つためにも、 外来治療で初めてはいかがでしょうか。
最終更新日 : 2024年7月5日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
【催吐性】 中等度催吐性
JCOG0505試験³⁾のプロトコル
Day1
- NK₁125mg 経口 (抗がん剤開始60~90分前)
- 抗ヒスタミン薬 50mg 経口 (点滴開始時)
- DEX9.9mg+H₂拮抗薬+5-HT₃ 1mg+生食 100mL (30分)
- PTX 175mg/m²+5%ブ糖液 500mL (3時間)
- CBDCA AUC5+5%ブ糖液 250mL (30~60分)
- 生食 50mL (全開投与)
Day2,3
- NK₁80mg 経口 (朝食後)
- DEX 8mg 経口 (朝食後)
Day4 (5)
- DEX 8mg 経口 (朝食後)
JCOG0505試験³⁾のプロトコル
JCOG0505試験³⁾のプロトコル
対象: IVB期または再発子宮頸癌253例
方法: TP群 vs TC群
【有効性】TC群
【安全性】Grade3以上の主な有害事象
日本で行われたJCOG0505試験³⁾により、 TC療法が、 TP療法と比べて非劣性を示し、 TC療法が子宮頸がんの標準治療の仲間入りをしました。
TC療法は、 特別に輸液が必要ではなく、 吐き気も少ないので、 初回投与から、 外来で投与が可能です。 患者さんのQOLを保つためにも、 外来治療で初めてはいかがでしょうか。
最終更新日 : 2024年7月5日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。