治療スケジュール
概要
監修医師

CPT-11:Irinotecan(トポテシン®)

投与量コース投与日
180mg/m² 点滴1~Day1

l-LV:Levofolinate(アイソボリン®)

投与量コース投与日
200mg/m² 点滴1~Day1

5-FU:Fluorouracil(フルオロウラシル®)

投与量コース投与日
400mg/m²1~Day1
2,400mg/m² 持続静注1~46時間

Cmab:Cetuximab(アービタックス®)

投与量コース投与日
400mg/m² 点滴1Day1
250mg/m² 点滴1Day8
250mg/m² 点滴2~Day1、8
レジメン
FOLFIRI + Cmab
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

- トポテシン® (添付文書¹⁾)

- エルプラット® (添付文書²⁾)

- アイソボリン® (添付文書³⁾)

- 5-FU® (添付文書⁴⁾)

- アービタックス® (添付文書⁵⁾/適正使用⁶⁾*)

 *メルクバイオファーマ株式会社の外部サイトへ遷移します

投与スケジュール

CRYSTAL試験⁷⁾のプロトコル

J Clin Oncol. 2015 Mar 1;33(7):692-700.より引用

前投薬

infusion reactionを軽減させるため、 投与前に抗ヒスタミン剤の前投薬を行うこと。 さらに、 投与前に副腎皮質ホルモン剤を投与すると、 infusion reactionが軽減されることがある。

アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版)¹⁾より引用

各プロトコル

減量・休薬・中止基準

セツキシマブ減量・休薬・中止基準

アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版)⁴⁾より作図

特徴と注意点

切除不能・転移再発大腸癌に対する標準療法のひとつ。 CRYSTAL試験⁶⁾の結果から、 CmabのFOLFIRI療法への上乗せ効果の有用性が証明されている。

出典

  1. 協和キリン株式会社. 5-FU®電子添文 (2024年6月改訂 第4版) [最終閲覧 : 2024/10/8]
  2. 中外製薬株式会社. アバスチン®電子添文 (2024年3月改訂 第5版) [最終閲覧 : 2024/10/8]
  3. 中外製薬株式会社. アバスチン®適正使用ガイド (2023年11月改訂) [最終閲覧 : 2024/10/8]
  4. メルクバイオファーマ株式会社. アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版) [最終閲覧 : 2024/10/8]
  5. メルクバイオファーマ株式会社. アービタックス®適正使用ガイド (2023年12月作成) [最終閲覧 : 2024/10/8]
  6. Fluorouracil, leucovorin, and irinotecan plus cetuximab treatment and RAS mutations in colorectal cancer. J Clin Oncol. 2015 Mar 1;33(7):692-700. PMID: 25605843
最終更新日 : 2024年10月8日
監修医師 : 神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生

レジメン
FOLFIRI + Cmab
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
レジメン
FOLFIRI + Cmab
レジメン
FOLFIRI + Cmab

FOLFIRI + Cmab

イリノテカン + オキサリプラチン + レボホリナート + フルオロウラシル + セツキシマブ
2024年10月08日更新

CPT-11:Irinotecan(トポテシン®)

投与量コース投与日
180mg/m² 点滴1~Day1

l-LV:Levofolinate(アイソボリン®)

投与量コース投与日
200mg/m² 点滴1~Day1

5-FU:Fluorouracil(フルオロウラシル®)

投与量コース投与日
400mg/m²1~Day1
2,400mg/m² 持続静注1~46時間

Cmab:Cetuximab(アービタックス®)

投与量コース投与日
400mg/m² 点滴1Day1
250mg/m² 点滴1Day8
250mg/m² 点滴2~Day1、8

概要

本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

- トポテシン® (添付文書¹⁾)

- エルプラット® (添付文書²⁾)

- アイソボリン® (添付文書³⁾)

- 5-FU® (添付文書⁴⁾)

- アービタックス® (添付文書⁵⁾/適正使用⁶⁾*)

 *メルクバイオファーマ株式会社の外部サイトへ遷移します

投与スケジュール

CRYSTAL試験⁷⁾のプロトコル

J Clin Oncol. 2015 Mar 1;33(7):692-700.より引用

前投薬

infusion reactionを軽減させるため、 投与前に抗ヒスタミン剤の前投薬を行うこと。 さらに、 投与前に副腎皮質ホルモン剤を投与すると、 infusion reactionが軽減されることがある。

アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版)¹⁾より引用

各プロトコル

減量・休薬・中止基準

セツキシマブ減量・休薬・中止基準

アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版)⁴⁾より作図

特徴と注意点

切除不能・転移再発大腸癌に対する標準療法のひとつ。 CRYSTAL試験⁶⁾の結果から、 CmabのFOLFIRI療法への上乗せ効果の有用性が証明されている。

出典

  1. 協和キリン株式会社. 5-FU®電子添文 (2024年6月改訂 第4版) [最終閲覧 : 2024/10/8]
  2. 中外製薬株式会社. アバスチン®電子添文 (2024年3月改訂 第5版) [最終閲覧 : 2024/10/8]
  3. 中外製薬株式会社. アバスチン®適正使用ガイド (2023年11月改訂) [最終閲覧 : 2024/10/8]
  4. メルクバイオファーマ株式会社. アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版) [最終閲覧 : 2024/10/8]
  5. メルクバイオファーマ株式会社. アービタックス®適正使用ガイド (2023年12月作成) [最終閲覧 : 2024/10/8]
  6. Fluorouracil, leucovorin, and irinotecan plus cetuximab treatment and RAS mutations in colorectal cancer. J Clin Oncol. 2015 Mar 1;33(7):692-700. PMID: 25605843
最終更新日 : 2024年10月8日
監修医師 : 神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生

こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
レジメン(消化器)

がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。

なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。

また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。