治療スケジュール
概要
監修医師

CDDP:シスプラチン(シスプラチン®)

投与量コース投与日
75mg/m²1〜4Day 1

CBDCA:カルボプラチン(パラプラチン®)

投与量コース投与日
AUC 61〜4Day 1

PEM:ペメトレキセド(アリムタ®)

投与量コース投与日
500mg/m²1〜Day 1

Pembrolizumab:ペムブロリズマブ(キイトルーダ®)

投与量コース投与日
200mg/body1〜Day 1

前投薬

投与1週間以上前に、 Vit.B12 1000mg 筋注、 葉酸1g日投与。 それぞれVit.B12は9週ごと、 葉酸は毎日継続することが推奨される。

その他

3〜4週までに投与、 4コースまで繰り返す。
4コース終了後にSD以上であれば、 PEM+Pembrolizumabを3週ごとにPDまで繰り返す。

関連する薬剤情報

パラプラチン注射液150mg
抗悪性腫瘍薬 > 白金製剤
1).頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌、乳癌。 2).次の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法:小児悪性固形腫瘍(小児神経芽腫・小児網膜芽腫・小児肝...
アリムタ注射用500mg
抗悪性腫瘍薬 > 代謝拮抗薬
1).悪性胸膜中皮腫。 2).切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。
シスプラチン注50mg「日医工」
抗悪性腫瘍薬 > 白金製剤
1.シスプラチン通常療法: 1).睾丸腫瘍、膀胱癌、腎盂腫瘍・尿管腫瘍、前立腺癌、卵巣癌、頭頚部癌、非小細胞肺癌、食道癌、子宮頚癌、神経芽細胞腫、胃癌、小細胞肺癌、骨肉腫、胚細胞腫瘍(精巣胚細胞腫瘍、...
キイトルーダ点滴静注100mg
抗悪性腫瘍薬 > ヒト型抗ヒトPD−1モノクローナル抗体
1).悪性黒色腫。 2).切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。 3).再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫。 4).がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌。 5).*がん化学療法後に増悪し...
レジメン
Pembrolizumab+CDDP(CBDCA)/PEM

薬剤情報

・ シスプラチン® (添付文書)

 プラチナ製剤 (シスプラチン)

・ パラプラチン® (添付文書 / AUC投与量計算)

 プラチナ製剤 (カルボプラチン)

・ アリムタ® (添付文書 / 適正使用ガイド*)

 代謝拮抗薬・葉酸代謝拮抗薬 (ペメトレキセド)
 *日本イーライリリー株式会社の外部サイトへ遷移します

・ キイトルーダ® (添付文書 / 適正使用ガイド*)

 ヒト型抗ヒトPD−1モノクローナル抗体 (ペムブロリズマブ)
 *「MSD株式会社」の外部サイトへ遷移します。

レジメンの特徴と注意点

投与開始前の注意点

  • EGFRおよびALK融合遺伝子陰性を確認。
  • PSが0〜1が治験時の患者登録基準である。
  • 自己免疫疾患、 間質性肺疾患等の既往がある患者はirAEのリスク因子となるため投与前に事前に評価を行う。

irAE:免疫関連副作用 (>>もっと見る)

  • 内分泌機能検査 (TSH、 FT4、 ACTHなど) や血液検査など定期的に実施し、 注意深く観察する。
  • その他尿検査や画像評価などの定期的なモニタリングも必要。
  • 有害事象が疑われた場合には、 各専門医へのコンサルトも検討。
  • 免疫チェックポイント阻害薬は投与を終了してから数か月後に副作用が認められることもあるため、 投与終了後のモニタリングにも注意が必要。

>> irAEのマネジメントについてはこちら

PEMとNSAIDs併用は控える

PEMの血中濃度が上昇し、 有害事象が増強する可能性があるため、 PEM投与5日前から投与2日後の8日間は併用を控えた方が良い。

PEM投与時の推奨前投薬

投与1週間以上前に、 Vit.B12 1000mg 筋注、 葉酸1g日投与。 それぞれVit.B12は9週ごと、 葉酸は毎日継続する。

主要な臨床試験

📊KEYNOTE-189試験

化学療法未治療の、 EGFR遺伝子変異陰性、 ALK融合遺伝子陰性の進行・再発の非扁平上皮NSCLC患者における、 キイトルーダ®とペメトレキセド及びプラチナ製剤併用と、 プラセボと化学療法の併用の有効性及び安全性を比較検討した国際共同無作為化二重盲検第Ⅲ相試験

奏効率 ORR¹⁾:48.0%

無増悪生存期間 PFS中央値¹⁾:9.0ヵ月

全生存期間 OS中央値¹⁾:22.0ヵ月

・ 5年生存率²⁾: 19.4%

参考文献

1) Updated Analysis From KEYNOTE-189: Pembrolizumab or Placebo Plus Pemetrexed and Platinum for Previously Untreated Metastatic Nonsquamous Non-Small-Cell Lung Cancer. J Clin Oncol. 2020 May 10;38(14):1505-1517. PMID: 32150489

2) Pembrolizumab Plus Pemetrexed and Platinum in Nonsquamous Non-Small-Cell Lung Cancer: 5-Year Outcomes From the Phase 3 KEYNOTE-189 Study. J Clin Oncol. 2023 Feb 21;JCO2201989. PMID: 36809080

最終更新日:2023年3月5日
監修・作図:HOKUTO編集部専門医

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1).頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌、乳癌。 2).次の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法:小児悪性固形腫瘍(小児神経芽腫・小児網膜芽腫・小児肝...
アリムタ注射用500mg
抗悪性腫瘍薬 > 代謝拮抗薬
1).悪性胸膜中皮腫。 2).切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。
シスプラチン注50mg「日医工」
抗悪性腫瘍薬 > 白金製剤
1.シスプラチン通常療法: 1).睾丸腫瘍、膀胱癌、腎盂腫瘍・尿管腫瘍、前立腺癌、卵巣癌、頭頚部癌、非小細胞肺癌、食道癌、子宮頚癌、神経芽細胞腫、胃癌、小細胞肺癌、骨肉腫、胚細胞腫瘍(精巣胚細胞腫瘍、...
キイトルーダ点滴静注100mg
抗悪性腫瘍薬 > ヒト型抗ヒトPD−1モノクローナル抗体
1).悪性黒色腫。 2).切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。 3).再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫。 4).がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌。 5).*がん化学療法後に増悪し...
レジメン
Pembrolizumab+CDDP(CBDCA)/PEM
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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1).頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌、乳癌。 2).次の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法:小児悪性固形腫瘍(小児神経芽腫・小児網膜芽腫・小児肝...
アリムタ注射用500mg
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1).悪性胸膜中皮腫。 2).切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。
シスプラチン注50mg「日医工」
抗悪性腫瘍薬 > 白金製剤
1.シスプラチン通常療法: 1).睾丸腫瘍、膀胱癌、腎盂腫瘍・尿管腫瘍、前立腺癌、卵巣癌、頭頚部癌、非小細胞肺癌、食道癌、子宮頚癌、神経芽細胞腫、胃癌、小細胞肺癌、骨肉腫、胚細胞腫瘍(精巣胚細胞腫瘍、...
キイトルーダ点滴静注100mg
抗悪性腫瘍薬 > ヒト型抗ヒトPD−1モノクローナル抗体
1).悪性黒色腫。 2).切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。 3).再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫。 4).がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌。 5).*がん化学療法後に増悪し...
レジメン
Pembrolizumab+CDDP(CBDCA)/PEM
レジメン
Pembrolizumab+CDDP(CBDCA)/PEM

Pembrolizumab+CDDP(CBDCA)/PEM

シスプラチン(カルボプラチン)/ペメトレキセド+ペムブロリズマブ
2023年11月30日更新

CDDP:シスプラチン(シスプラチン®)

投与量コース投与日
75mg/m²1〜4Day 1

CBDCA:カルボプラチン(パラプラチン®)

投与量コース投与日
AUC 61〜4Day 1

PEM:ペメトレキセド(アリムタ®)

投与量コース投与日
500mg/m²1〜Day 1

Pembrolizumab:ペムブロリズマブ(キイトルーダ®)

投与量コース投与日
200mg/body1〜Day 1

前投薬

投与1週間以上前に、 Vit.B12 1000mg 筋注、 葉酸1g日投与。 それぞれVit.B12は9週ごと、 葉酸は毎日継続することが推奨される。

その他

3〜4週までに投与、 4コースまで繰り返す。
4コース終了後にSD以上であれば、 PEM+Pembrolizumabを3週ごとにPDまで繰り返す。

概要

薬剤情報

・ シスプラチン® (添付文書)

 プラチナ製剤 (シスプラチン)

・ パラプラチン® (添付文書 / AUC投与量計算)

 プラチナ製剤 (カルボプラチン)

・ アリムタ® (添付文書 / 適正使用ガイド*)

 代謝拮抗薬・葉酸代謝拮抗薬 (ペメトレキセド)
 *日本イーライリリー株式会社の外部サイトへ遷移します

・ キイトルーダ® (添付文書 / 適正使用ガイド*)

 ヒト型抗ヒトPD−1モノクローナル抗体 (ペムブロリズマブ)
 *「MSD株式会社」の外部サイトへ遷移します。

レジメンの特徴と注意点

投与開始前の注意点

  • EGFRおよびALK融合遺伝子陰性を確認。
  • PSが0〜1が治験時の患者登録基準である。
  • 自己免疫疾患、 間質性肺疾患等の既往がある患者はirAEのリスク因子となるため投与前に事前に評価を行う。

irAE:免疫関連副作用 (>>もっと見る)

  • 内分泌機能検査 (TSH、 FT4、 ACTHなど) や血液検査など定期的に実施し、 注意深く観察する。
  • その他尿検査や画像評価などの定期的なモニタリングも必要。
  • 有害事象が疑われた場合には、 各専門医へのコンサルトも検討。
  • 免疫チェックポイント阻害薬は投与を終了してから数か月後に副作用が認められることもあるため、 投与終了後のモニタリングにも注意が必要。

>> irAEのマネジメントについてはこちら

PEMとNSAIDs併用は控える

PEMの血中濃度が上昇し、 有害事象が増強する可能性があるため、 PEM投与5日前から投与2日後の8日間は併用を控えた方が良い。

PEM投与時の推奨前投薬

投与1週間以上前に、 Vit.B12 1000mg 筋注、 葉酸1g日投与。 それぞれVit.B12は9週ごと、 葉酸は毎日継続する。

主要な臨床試験

📊KEYNOTE-189試験

化学療法未治療の、 EGFR遺伝子変異陰性、 ALK融合遺伝子陰性の進行・再発の非扁平上皮NSCLC患者における、 キイトルーダ®とペメトレキセド及びプラチナ製剤併用と、 プラセボと化学療法の併用の有効性及び安全性を比較検討した国際共同無作為化二重盲検第Ⅲ相試験

奏効率 ORR¹⁾:48.0%

無増悪生存期間 PFS中央値¹⁾:9.0ヵ月

全生存期間 OS中央値¹⁾:22.0ヵ月

・ 5年生存率²⁾: 19.4%

参考文献

1) Updated Analysis From KEYNOTE-189: Pembrolizumab or Placebo Plus Pemetrexed and Platinum for Previously Untreated Metastatic Nonsquamous Non-Small-Cell Lung Cancer. J Clin Oncol. 2020 May 10;38(14):1505-1517. PMID: 32150489

2) Pembrolizumab Plus Pemetrexed and Platinum in Nonsquamous Non-Small-Cell Lung Cancer: 5-Year Outcomes From the Phase 3 KEYNOTE-189 Study. J Clin Oncol. 2023 Feb 21;JCO2201989. PMID: 36809080

最終更新日:2023年3月5日
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。

なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。

また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。

NSCLC (遺伝子変異/転座+)
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