【1コース】連日内服投与 (1~2年間内服²⁾)
【催吐性】 軽度催吐性
【FN発症】低リスク*
完全切除された病理病期I期 (T1-2N0M0)*の肺腺癌患者**を対象に、 経過観察に対するテガフール・ウラシル (UFT) 経口投与2年間の有効性・安全性を検証した無作為化第Ⅲ相比較試験 (各群約490例)
【有効性】UFT療法群の結果
【安全性】主な有害事象 (括弧内はGrade 3~4)
本試験では、 重症度評価にCTCAEではなくWHO重症度分類が用いられている点に留意が必要である。
UFT療法の有効性は、 主に肺腺癌において示されている。 非腺癌では検討症例が限られており、 薬物療法の安全性を十分に考慮したうえで、 慎重に適用する必要がある²⁾。
日本肺癌学会の各種手引きやHOKUTO編集部のまとめコンテンツを参照ください。
病変全体径>2cmの術後病理病期ⅠA3-ⅢA期 (N0)(第9版)* 完全切除、 腺癌症例に対して、 テガフール・ウラシル配合剤療法を行うよう強く推奨する。 [1A]
病変全体径>2cmの術後病理病期ⅠA3-ⅢA期 (N0)(第9版)* 完全切除、 非腺癌症例に対してテガフール・ウラシル配合剤療法を行うよう弱く推奨する。 [2C]
最終更新日 : 2025年4月13日
HOKUTO編集部医師監修
【1コース】連日内服投与 (1~2年間内服²⁾)
【催吐性】 軽度催吐性
【FN発症】低リスク*
完全切除された病理病期I期 (T1-2N0M0)*の肺腺癌患者**を対象に、 経過観察に対するテガフール・ウラシル (UFT) 経口投与2年間の有効性・安全性を検証した無作為化第Ⅲ相比較試験 (各群約490例)
【有効性】UFT療法群の結果
【安全性】主な有害事象 (括弧内はGrade 3~4)
本試験では、 重症度評価にCTCAEではなくWHO重症度分類が用いられている点に留意が必要である。
UFT療法の有効性は、 主に肺腺癌において示されている。 非腺癌では検討症例が限られており、 薬物療法の安全性を十分に考慮したうえで、 慎重に適用する必要がある²⁾。
日本肺癌学会の各種手引きやHOKUTO編集部のまとめコンテンツを参照ください。
病変全体径>2cmの術後病理病期ⅠA3-ⅢA期 (N0)(第9版)* 完全切除、 腺癌症例に対して、 テガフール・ウラシル配合剤療法を行うよう強く推奨する。 [1A]
病変全体径>2cmの術後病理病期ⅠA3-ⅢA期 (N0)(第9版)* 完全切除、 非腺癌症例に対してテガフール・ウラシル配合剤療法を行うよう弱く推奨する。 [2C]
最終更新日 : 2025年4月13日
HOKUTO編集部医師監修
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
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なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
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