タキソール® (添付文書¹⁾)
WJOG 4007試験²⁾のプロトコル
デキサメタゾン注射液2mL + ファモチジン20mg1A
ファモチジン20mg + クロルフェニラミン5mg1A NS50mL 15分でdiv
WJOG 4007試験²⁾のプロトコル
組織学的に転移性または再発性胃腺癌が確認された20~75歳で以下の基準を満たす患者
WJOG 4007試験²⁾のプロトコル
初回基準量と減量レベル
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
1次治療抵抗性の再発または転移性胃癌患者において、 パクリタキセルまたはイリノテカンによる2次治療の効果を比較検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験WJOG4007の結果より、 両群間で全生存期間 (OS) に有意差は認められず、 どちらも再発または転移性胃癌患者の2次治療として妥当な選択肢であることが示された。
HR 1.13 (95%CI 0.86-1.49)、 p=0.38
サブグループ解析
パクリタキセル群はほぼ全てのサブグループでわずかな優位性が認められたが、 有意な結果は得られなかった。
HR 1.14 (95%CI 0.88-1.49)、 p=0.33
p=0.24
p=0.001
最終更新日 : 2024年6月24日
執筆医 : 静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 川上 武志先生
監修医師 : 神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
80mg/m² 点滴 | 1~ | Day1.8.15 |
1コース28日間。 |
タキソール® (添付文書¹⁾)
WJOG 4007試験²⁾のプロトコル
デキサメタゾン注射液2mL + ファモチジン20mg1A
ファモチジン20mg + クロルフェニラミン5mg1A NS50mL 15分でdiv
WJOG 4007試験²⁾のプロトコル
組織学的に転移性または再発性胃腺癌が確認された20~75歳で以下の基準を満たす患者
WJOG 4007試験²⁾のプロトコル
初回基準量と減量レベル
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
1次治療抵抗性の再発または転移性胃癌患者において、 パクリタキセルまたはイリノテカンによる2次治療の効果を比較検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験WJOG4007の結果より、 両群間で全生存期間 (OS) に有意差は認められず、 どちらも再発または転移性胃癌患者の2次治療として妥当な選択肢であることが示された。
HR 1.13 (95%CI 0.86-1.49)、 p=0.38
サブグループ解析
パクリタキセル群はほぼ全てのサブグループでわずかな優位性が認められたが、 有意な結果は得られなかった。
HR 1.14 (95%CI 0.88-1.49)、 p=0.33
p=0.24
p=0.001
最終更新日 : 2024年6月24日
執筆医 : 静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 川上 武志先生
監修医師 : 神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。