概要
監修医師
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではございません. 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください.

薬剤情報

ヴァイトラックビ® (添付文書¹⁾/適正使用*²⁾)

NTRKチロシンキナーゼ阻害薬 ラロトレクチニブ
*バイエル薬品株式会社の外部サイトへ遷移します

投与スケジュール

【1コース】連日内服投与
【催吐性】 最小度催吐性
【FN発症】低リスク 

成人は100mg/回、小児は100mg/m²/回を1日2回経口投与 (100mg/回を超えないこと)

ヴァイトラックビ®添付文書 (2024年04月改訂第9版)¹⁾より引用

KeyData|臨床試験結果

📊NAVIGATE試験³⁾

国際共同第Ⅱ相試験 : 12歳以上のNTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌患者 116例が対象 (標準治療に不応または忍容性なし)

A Study to Test the Effect of the Drug Larotrectinib in Adults and Children With NTRK-fusion Positive Solid Tumors (NAVIGATE)

📊SCOUT試験⁴⁾

国際共同第Ⅰ/Ⅱ相試験 : 21歳以下の進行・再発の固形癌患者が対象

A Study to Test the Safety and Efficacy of the Drug Larotrectinib for the Treatment of Tumors With NTRK-fusion in Children (SCOUT)

各プロトコル

用量調節レベル

3段階を超えたら投与中止。 また、 3段階減量により25mg/m²/回を1日2回経口投与している小児は、BSAが1.0m²を超えた場合でもこの投与量で継続する。
ヴァイトラックビ®添付文書 (2024年04月改訂第9版)¹⁾より引用

中止・休薬・減量の基準

ヴァイトラックビ®添付文書 (2024年04月改訂第9版)¹⁾より引用

レジメンの特徴と注意点

効果または効能

NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌

ヴァイトラックビ®添付文書 (2024年04月改訂第9版)¹⁾より引用

肺癌診療ガイドライン2024の推奨⁵⁾

2次治療として、 TRK-TKI単剤療法 (エヌトレクチニブ、 ラロトレクチニブのいずれか) を行うよう強く推奨されている。 推奨とエビデンスの強さは横並びの1Dで前版からの変更はない。

 ・ Larotrectinib (ヴァイトラックビ®)

 ・ Entrectinib (ロズリートレク®︎)

出典

1) バイエル薬品株式会社. ヴァイトラックビカプセル®100mg 添付文書 (2024年4月改訂第9版)

2) バイエル薬品株式会社. ヴァイトラックビカプセル®100mg 適正使用ガイド (2022年5月 第6版)

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3) A Study to Test the Effect of the Drug Larotrectinib in Adults and Children With NTRK-fusion Positive Solid Tumors (NAVIGATE)

4) A Study to Test the Safety and Efficacy of the Drug Larotrectinib for the Treatment of Tumors With NTRK-fusion in Children (SCOUT)

5) 日本肺癌学会. 肺癌診療ガイドライン-悪性胸膜中皮腫・ 胸腺腫瘍含む-2024年版

最終更新日 : 2024年10月26日
監修・作図 : HOKUTO編集部専門医

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Larotrectinib
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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Larotrectinib
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Larotrectinib

Larotrectinib

ラロトレクチニブ (ヴァイトラックビ®)
2024年10月27日更新
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薬剤情報

ヴァイトラックビ® (添付文書¹⁾/適正使用*²⁾)

NTRKチロシンキナーゼ阻害薬 ラロトレクチニブ
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投与スケジュール

【1コース】連日内服投与
【催吐性】 最小度催吐性
【FN発症】低リスク 

成人は100mg/回、小児は100mg/m²/回を1日2回経口投与 (100mg/回を超えないこと)

ヴァイトラックビ®添付文書 (2024年04月改訂第9版)¹⁾より引用

KeyData|臨床試験結果

📊NAVIGATE試験³⁾

国際共同第Ⅱ相試験 : 12歳以上のNTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌患者 116例が対象 (標準治療に不応または忍容性なし)

A Study to Test the Effect of the Drug Larotrectinib in Adults and Children With NTRK-fusion Positive Solid Tumors (NAVIGATE)

📊SCOUT試験⁴⁾

国際共同第Ⅰ/Ⅱ相試験 : 21歳以下の進行・再発の固形癌患者が対象

A Study to Test the Safety and Efficacy of the Drug Larotrectinib for the Treatment of Tumors With NTRK-fusion in Children (SCOUT)

各プロトコル

用量調節レベル

3段階を超えたら投与中止。 また、 3段階減量により25mg/m²/回を1日2回経口投与している小児は、BSAが1.0m²を超えた場合でもこの投与量で継続する。
ヴァイトラックビ®添付文書 (2024年04月改訂第9版)¹⁾より引用

中止・休薬・減量の基準

ヴァイトラックビ®添付文書 (2024年04月改訂第9版)¹⁾より引用

レジメンの特徴と注意点

効果または効能

NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌

ヴァイトラックビ®添付文書 (2024年04月改訂第9版)¹⁾より引用

肺癌診療ガイドライン2024の推奨⁵⁾

2次治療として、 TRK-TKI単剤療法 (エヌトレクチニブ、 ラロトレクチニブのいずれか) を行うよう強く推奨されている。 推奨とエビデンスの強さは横並びの1Dで前版からの変更はない。

 ・ Larotrectinib (ヴァイトラックビ®)

 ・ Entrectinib (ロズリートレク®︎)

出典

1) バイエル薬品株式会社. ヴァイトラックビカプセル®100mg 添付文書 (2024年4月改訂第9版)

2) バイエル薬品株式会社. ヴァイトラックビカプセル®100mg 適正使用ガイド (2022年5月 第6版)

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3) A Study to Test the Effect of the Drug Larotrectinib in Adults and Children With NTRK-fusion Positive Solid Tumors (NAVIGATE)

4) A Study to Test the Safety and Efficacy of the Drug Larotrectinib for the Treatment of Tumors With NTRK-fusion in Children (SCOUT)

5) 日本肺癌学会. 肺癌診療ガイドライン-悪性胸膜中皮腫・ 胸腺腫瘍含む-2024年版

最終更新日 : 2024年10月26日
監修・作図 : HOKUTO編集部専門医

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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レジメン(呼吸器)

がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

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