投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
400mg/m² 点滴 | 1 | Day1 |
250mg/m² 点滴 | 1~ (Day8以降) | - |
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
300mg/日 経口(朝食後) | 1~ | 連日服用 |
初回:クロルフェニラミン5mg1A+デキサメタゾン注射液Ⓡ3.3mg2A、 2回目以降:クロルフェニラミン5mg1A |
1コース14日間。 |
BEACON CRC試験⁵⁾のプロトコル
セツキシマブのinfusion reaction予防を目的とした前投薬が必要
例)
初回 : クロルフェニラミン5mg1A+デキサメタゾン注射液3.3mg2A
2回目以降 : クロルフェニラミン5mg1A
BEACON CRC試験⁵⁾のプロトコル
エンコラフェニブ電子添文¹⁾の基準
エンコラフェニブの初回基準量と減量レベル
セツキシマブ適正使用ガイド⁴⁾の基準
BRAF V600E変異型の転移性大腸癌における2、 3次治療として、 エンコラフェニブ (ENCO) +ビニメチニブ (BIN) +セツキシマブ (Cmab) の3剤併用療法と、 ENCO+Cmabの2剤併用療法および担当医が選択した治療 [Cmab+イリノテカン (IRI) またはCmab+FOLFIRI (フルオロウラシル、 レボホリナート、 イリノテカン) を選択] の有効性を検証した第Ⅲ相非盲検無作為化比較試験BEACON CRCの結果より、 3剤併用療法による全生存期間 (OS) の有意な改善および高い奏効率 (ORR) が示された。 さらに、 2剤併用療法も医師選択治療と比較してOSを改善する傾向を認めた。
3剤併用療法群 vs 医師選択治療群
HR 0.52 (95%CI 0.39-0.70)、 p<0.001
2剤併用療法群 vs 医師選択治療群
HR 0.60 (95%CI 0.45-0.79)、 p<0.001
3剤併用療法群 vs 医師選択治療群
p<0.001
2剤併用療法群 vs 医師選択治療群
p<0.001
HR 0.79 (95%CI 0.59-1.06)
3剤併用療法群 vs 医師選択治療群
HR 0.38 (95%CI 0.29-0.49)、 p<0.001
2剤併用療法群 vs 医師選択治療群
HR 0.40 (95%CI 0.31-0.52)、 p<0.001
最終更新日 : 2024年8月27日
執筆医 : 静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 川上 武志先生
監修医師 : 神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
400mg/m² 点滴 | 1 | Day1 |
250mg/m² 点滴 | 1~ (Day8以降) | - |
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
300mg/日 経口(朝食後) | 1~ | 連日服用 |
初回:クロルフェニラミン5mg1A+デキサメタゾン注射液Ⓡ3.3mg2A、 2回目以降:クロルフェニラミン5mg1A |
1コース14日間。 |
BEACON CRC試験⁵⁾のプロトコル
セツキシマブのinfusion reaction予防を目的とした前投薬が必要
例)
初回 : クロルフェニラミン5mg1A+デキサメタゾン注射液3.3mg2A
2回目以降 : クロルフェニラミン5mg1A
BEACON CRC試験⁵⁾のプロトコル
エンコラフェニブ電子添文¹⁾の基準
エンコラフェニブの初回基準量と減量レベル
セツキシマブ適正使用ガイド⁴⁾の基準
BRAF V600E変異型の転移性大腸癌における2、 3次治療として、 エンコラフェニブ (ENCO) +ビニメチニブ (BIN) +セツキシマブ (Cmab) の3剤併用療法と、 ENCO+Cmabの2剤併用療法および担当医が選択した治療 [Cmab+イリノテカン (IRI) またはCmab+FOLFIRI (フルオロウラシル、 レボホリナート、 イリノテカン) を選択] の有効性を検証した第Ⅲ相非盲検無作為化比較試験BEACON CRCの結果より、 3剤併用療法による全生存期間 (OS) の有意な改善および高い奏効率 (ORR) が示された。 さらに、 2剤併用療法も医師選択治療と比較してOSを改善する傾向を認めた。
3剤併用療法群 vs 医師選択治療群
HR 0.52 (95%CI 0.39-0.70)、 p<0.001
2剤併用療法群 vs 医師選択治療群
HR 0.60 (95%CI 0.45-0.79)、 p<0.001
3剤併用療法群 vs 医師選択治療群
p<0.001
2剤併用療法群 vs 医師選択治療群
p<0.001
HR 0.79 (95%CI 0.59-1.06)
3剤併用療法群 vs 医師選択治療群
HR 0.38 (95%CI 0.29-0.49)、 p<0.001
2剤併用療法群 vs 医師選択治療群
HR 0.40 (95%CI 0.31-0.52)、 p<0.001
最終更新日 : 2024年8月27日
執筆医 : 静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 川上 武志先生
監修医師 : 神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。