治療スケジュール
概要
監修医師

Entrectinib:エヌトレクチニブ(ロズリートレク®)

投与量コース投与日
600mg/日 経口連日内服Day 1~

その他

ROS1/TRK選択的チロシンキナーゼ阻害薬
連日内服、 PDまで継続する。
投与開始前に、 間質性肺炎、 肝機能障害、 QT延長がないことを確認する。
レジメン
Entrectinib
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではございません. 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください.

薬剤情報

💊 エヌトレクチニブ (ロズリートレク®)

ROS1/TRK選択的チロシンキナーゼ阻害薬

添付文書 / 適正使用ガイド*

*中外製薬株式会社の外部サイトへ遷移します

用法・用量

減量・中止する場合の投与量¹⁾

減量・中止の基準¹⁾

レジメンの特徴と注意点

効果または効能

  • NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌
  • ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。

肺癌診療ガイドライン2022の推奨

ROS1融合遺伝子陽性NSCLCの一次治療として、 ROS1-TKI単剤療法 (クリゾチニブ、 エヌトレクチニブのいずれか) を行うよう推奨されている [推奨の強さ:1、 エビデンスの強さ:C、 合意率:100%]
 
NTRK融合遺伝子陽性NSCLCの2次治療として、 TRK-TKI単剤療法 (エヌトレクチニブ、 ラロトレクチニブのいずれか) が推奨されている [推奨の強さ:1、 エビデンスの強さ:D、 合意率:71%]

主要な臨床試験

📊 STARTRK-1/2試験など³⁾⁴⁾

ROS1融合遺伝子陽性NSCLCに対し、エヌトレクチニブ単剤療法を評価した2つの第Ⅰ相試験 (ALKA-372-001試験、 STARTRK-1試験) および第Ⅱ相試験 (STARTRK-2試験)の統合解析

  統合解析結果³⁾

  • ORR:77%
  • PFS中央値:19.0ヶ月
  • 無症候性脳転移に対しても高い頭蓋内奏効率が報告された
  • 主な毒性:味覚障害、 便秘、 下痢などの消化器毒性、 倦怠感、 浮腫、 Cre上昇、 Hb低下

  アップデート解析⁴⁾

  • ORRは67.1%
  • PFS中央値:15.7ヶ月

参考文献

1) 中外製薬株式会社 「ロズリートレク®適正使用ガイド (2022年4月改訂)」 [最終閲覧:2023/04/22]

*中外製薬株式会社の外部サイトへ遷移します

2) 日本肺癌学会. 肺癌診療ガイドライン−悪性胸膜中皮腫・ 胸腺腫瘍含む−2022年版

3)  Entrectinib in ROS1 fusion-positive non-small-cell lung cancer: integrated analysis of three phase 1-2 trials. Lancet Oncol. 2020 Feb;21(2):261-270. PMID: 31838015

4)  Patient-reported outcomes from STARTRK-2: a global phase II basket study of entrectinib for ROS1 fusion-positive non-small-cell lung cancer and NTRK fusion-positive solid tumours. ESMO Open. 2021 Jun;6(3):100113. PMID: 33930659

最終更新日:2023年4月22日
HOKUTO編集部医師監修

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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監修・協力医一覧
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エヌトレクチニブ (ロズリートレク®) [ROS1]
2023年11月10日更新

Entrectinib:エヌトレクチニブ(ロズリートレク®)

投与量コース投与日
600mg/日 経口連日内服Day 1~

その他

ROS1/TRK選択的チロシンキナーゼ阻害薬
連日内服、 PDまで継続する。
投与開始前に、 間質性肺炎、 肝機能障害、 QT延長がないことを確認する。

概要

本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではございません. 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください.

薬剤情報

💊 エヌトレクチニブ (ロズリートレク®)

ROS1/TRK選択的チロシンキナーゼ阻害薬

添付文書 / 適正使用ガイド*

*中外製薬株式会社の外部サイトへ遷移します

用法・用量

減量・中止する場合の投与量¹⁾

減量・中止の基準¹⁾

レジメンの特徴と注意点

効果または効能

  • NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌
  • ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌。

肺癌診療ガイドライン2022の推奨

ROS1融合遺伝子陽性NSCLCの一次治療として、 ROS1-TKI単剤療法 (クリゾチニブ、 エヌトレクチニブのいずれか) を行うよう推奨されている [推奨の強さ:1、 エビデンスの強さ:C、 合意率:100%]
 
NTRK融合遺伝子陽性NSCLCの2次治療として、 TRK-TKI単剤療法 (エヌトレクチニブ、 ラロトレクチニブのいずれか) が推奨されている [推奨の強さ:1、 エビデンスの強さ:D、 合意率:71%]

主要な臨床試験

📊 STARTRK-1/2試験など³⁾⁴⁾

ROS1融合遺伝子陽性NSCLCに対し、エヌトレクチニブ単剤療法を評価した2つの第Ⅰ相試験 (ALKA-372-001試験、 STARTRK-1試験) および第Ⅱ相試験 (STARTRK-2試験)の統合解析

  統合解析結果³⁾

  • ORR:77%
  • PFS中央値:19.0ヶ月
  • 無症候性脳転移に対しても高い頭蓋内奏効率が報告された
  • 主な毒性:味覚障害、 便秘、 下痢などの消化器毒性、 倦怠感、 浮腫、 Cre上昇、 Hb低下

  アップデート解析⁴⁾

  • ORRは67.1%
  • PFS中央値:15.7ヶ月

参考文献

1) 中外製薬株式会社 「ロズリートレク®適正使用ガイド (2022年4月改訂)」 [最終閲覧:2023/04/22]

*中外製薬株式会社の外部サイトへ遷移します

2) 日本肺癌学会. 肺癌診療ガイドライン−悪性胸膜中皮腫・ 胸腺腫瘍含む−2022年版

3)  Entrectinib in ROS1 fusion-positive non-small-cell lung cancer: integrated analysis of three phase 1-2 trials. Lancet Oncol. 2020 Feb;21(2):261-270. PMID: 31838015

4)  Patient-reported outcomes from STARTRK-2: a global phase II basket study of entrectinib for ROS1 fusion-positive non-small-cell lung cancer and NTRK fusion-positive solid tumours. ESMO Open. 2021 Jun;6(3):100113. PMID: 33930659

最終更新日:2023年4月22日
HOKUTO編集部医師監修

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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レジメン(呼吸器)

がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。

なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。

また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。