【催吐性】 高度催吐性
電子添文¹⁾²⁾の用法および用量
ドキソルビシン60mg/m²、 シスプラチン50mg/m²を3週間ごと、 6コースまで継続する
*ドキソルビシンの総投与量は≦500mg/m²
- 生食 500ml+硫酸Mg 8~20mEq (60分)
- MK₁阻害剤+DEX 9.9mg+5-HT₃拮抗剤+生食 50ml (30分)
- オランザピン 5mg 経口 (Day1-4)
- DXR 60mg/m²+ 注射用水または生理食塩水 50mL (全開点滴)
- CDDP 50mg/m²+生理食塩水 250mL or 500ml (60分)
GOG122試験⁴⁾のプロトコル
国際産科婦人科連合 (FIGO) のステージIIIまたはIVの子宮内膜癌の以下に該当する患者
GOG122試験⁴⁾のプロトコル
対象: FIGOステージIIIまたはIVの子宮体癌患者422例
方法: 全腹部照射 (WAI) vs AP療法
【有効性】AP療法
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~4)
GOG209試験⁵⁾で、 TC療法がTAP療法に非劣性を証明したため、 現場ではTC療法が使われることが多いと思いますが、 アレルギーなどの理由で、 TC療法が使えない場合に、 AP療法も選択肢となります。 シスプラチンが入っていますが、 short hydrationで、 外来治療も可能ですので、 外来投与も考慮してください。
GOG122試験⁴⁾は、 Stage III、 IVの術後残存腫瘍径2cm以下を対象とした術後補助療法として、 全腹部照射と化学療法 (AP療法) を比較しました。 RFS (無再発生存期間)、 OS (全生存期間) で化学療法が有意に優っていた結果であり、 AP療法が術後補助療法として標準治療となりました。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
【催吐性】 高度催吐性
電子添文¹⁾²⁾の用法および用量
ドキソルビシン60mg/m²、 シスプラチン50mg/m²を3週間ごと、 6コースまで継続する
*ドキソルビシンの総投与量は≦500mg/m²
- 生食 500ml+硫酸Mg 8~20mEq (60分)
- MK₁阻害剤+DEX 9.9mg+5-HT₃拮抗剤+生食 50ml (30分)
- オランザピン 5mg 経口 (Day1-4)
- DXR 60mg/m²+ 注射用水または生理食塩水 50mL (全開点滴)
- CDDP 50mg/m²+生理食塩水 250mL or 500ml (60分)
GOG122試験⁴⁾のプロトコル
国際産科婦人科連合 (FIGO) のステージIIIまたはIVの子宮内膜癌の以下に該当する患者
GOG122試験⁴⁾のプロトコル
対象: FIGOステージIIIまたはIVの子宮体癌患者422例
方法: 全腹部照射 (WAI) vs AP療法
【有効性】AP療法
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~4)
GOG209試験⁵⁾で、 TC療法がTAP療法に非劣性を証明したため、 現場ではTC療法が使われることが多いと思いますが、 アレルギーなどの理由で、 TC療法が使えない場合に、 AP療法も選択肢となります。 シスプラチンが入っていますが、 short hydrationで、 外来治療も可能ですので、 外来投与も考慮してください。
GOG122試験⁴⁾は、 Stage III、 IVの術後残存腫瘍径2cm以下を対象とした術後補助療法として、 全腹部照射と化学療法 (AP療法) を比較しました。 RFS (無再発生存期間)、 OS (全生存期間) で化学療法が有意に優っていた結果であり、 AP療法が術後補助療法として標準治療となりました。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。