フェアストン® (添付文書)
進行再発乳癌既治療例*に対し、 トレミフェン120mgを1日1回経口投与 (PDになるまで継続)
※通常は40mg 1日1回経口投与
Gan To Kagaku Ryoho. 1993 Jan;20(1):91-9. PMID: 8422190¹⁾より抜粋
副作用はTOR120mg投与患者59例中3例 (5.1%) で、 それぞれの内容は以下の通りであった。
- 悪心
- めまい
- ALT、 AST、 LDH、 γGTP上昇
重大な副作用:血栓塞栓症、 静脈炎、 肝機能障害、 黄疸、 子宮筋腫がある
特徴的な副作用:コレステロール上昇、 トリグリセライド上昇、 更年期症状、 性器出血など
SERM (選択的エストロゲン受容体モジュレーター) の一つ。 タモキシフェンとほぼ同様の治療効果を示している。
QT延長又はその既往歴のある患者、 低K血症のある患者への投与は禁忌。 (心室性頻拍 [Torsade de pointesを含む]、 QT延長の増悪もしくは再発するおそれがある。 低K血症の患者は心室性頻拍、 QT延長を起こす可能性がある)
併用禁忌:クラスIA抗不整脈薬 (キニジン、 プロカインアミド等) 、 クラスⅢA抗不整脈薬 (アミオダロン、ソタロール等)
併用注意:チアジド系利尿薬、 ワルファリン、 フェノバルビタール、 フェニトイン、 カルバマゼピン、 リファンピシン、 リトナビル
最終更新日:2024年12月12日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:公益財団法人 がん研究会 がん研有明病院 薬剤部 平岡 知子先生
フェアストン® (添付文書)
進行再発乳癌既治療例*に対し、 トレミフェン120mgを1日1回経口投与 (PDになるまで継続)
※通常は40mg 1日1回経口投与
Gan To Kagaku Ryoho. 1993 Jan;20(1):91-9. PMID: 8422190¹⁾より抜粋
副作用はTOR120mg投与患者59例中3例 (5.1%) で、 それぞれの内容は以下の通りであった。
- 悪心
- めまい
- ALT、 AST、 LDH、 γGTP上昇
重大な副作用:血栓塞栓症、 静脈炎、 肝機能障害、 黄疸、 子宮筋腫がある
特徴的な副作用:コレステロール上昇、 トリグリセライド上昇、 更年期症状、 性器出血など
SERM (選択的エストロゲン受容体モジュレーター) の一つ。 タモキシフェンとほぼ同様の治療効果を示している。
QT延長又はその既往歴のある患者、 低K血症のある患者への投与は禁忌。 (心室性頻拍 [Torsade de pointesを含む]、 QT延長の増悪もしくは再発するおそれがある。 低K血症の患者は心室性頻拍、 QT延長を起こす可能性がある)
併用禁忌:クラスIA抗不整脈薬 (キニジン、 プロカインアミド等) 、 クラスⅢA抗不整脈薬 (アミオダロン、ソタロール等)
併用注意:チアジド系利尿薬、 ワルファリン、 フェノバルビタール、 フェニトイン、 カルバマゼピン、 リファンピシン、 リトナビル
最終更新日:2024年12月12日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:公益財団法人 がん研究会 がん研有明病院 薬剤部 平岡 知子先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
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