- メソトレキセート® (添付文書¹⁾)
- エクザール® (添付文書²⁾)
- アドリアシン® (添付文書³⁾)
EORTC30924試験⁶⁾のプロトコル
J Clin Oncol . 2001;19(10):2638-46.
局所進行性または転移性尿路上皮癌患者において、 2週毎にドキソルビシン (ADM)、 シスプラチン (CDDP)、 メトトレキサート (MTX)、 ビンブラスチン (VLB) の投与を行うddMVAC療法の効果を、 4週毎投与の古典的MVAC群を対照に検証した第Ⅲ相比較試験EORTC30924
有効性|古典的MVAC群
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
1992年に確立されたレジメンであり、 シスプラチン単独投与と比較しOS、 PFS、 RRともに優れていた。 一方で発熱性好中球減少症、 口腔粘膜炎は多く、 毒性による死亡も約3%あり注意が必要なレジメンである。 より安全性が高いddMVACのエビデンスが確立されてからは、 使用頻度は少なくなっている。
EORTC30924試験⁶⁾のプロトコル
最終更新日 : 2024年11月20日
監修医師 : 国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
- メソトレキセート® (添付文書¹⁾)
- エクザール® (添付文書²⁾)
- アドリアシン® (添付文書³⁾)
EORTC30924試験⁶⁾のプロトコル
J Clin Oncol . 2001;19(10):2638-46.
局所進行性または転移性尿路上皮癌患者において、 2週毎にドキソルビシン (ADM)、 シスプラチン (CDDP)、 メトトレキサート (MTX)、 ビンブラスチン (VLB) の投与を行うddMVAC療法の効果を、 4週毎投与の古典的MVAC群を対照に検証した第Ⅲ相比較試験EORTC30924
有効性|古典的MVAC群
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
1992年に確立されたレジメンであり、 シスプラチン単独投与と比較しOS、 PFS、 RRともに優れていた。 一方で発熱性好中球減少症、 口腔粘膜炎は多く、 毒性による死亡も約3%あり注意が必要なレジメンである。 より安全性が高いddMVACのエビデンスが確立されてからは、 使用頻度は少なくなっている。
EORTC30924試験⁶⁾のプロトコル
最終更新日 : 2024年11月20日
監修医師 : 国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。