治療スケジュール
概要
監修医師

Dasatinib:ダサチニブ(スプリセル®)

投与量コース投与日
140mg 1日1回 経口1~Day1~

PSL:プレドニゾロン(プレドニン®)

投与量コース投与日
60mg/m² 1日1回 経口 (20mg/m²から開始し漸増)1Day‐6~31 (Day25以降は1週間かけて漸減・中止)

BLINA:ブリナツモマブ(ビーリンサイト®)

投与量コース投与日
28μg/日 <持続点滴>通常2まで (最大5)Day1~28 (ダサチニブDay85以降に併用開始)

DEX:デキサメタゾン(デカドロン®)

投与量コース投与日
20mg/日通常2まで (最大5)Day1 (BLINA投与1hr前に投与)

前投薬

PSLは20mg/m²から開始し60mg/m²まで漸増 (概要欄 文献1より).
PSLはダサチニブ開始7日前から開始しDay24まで継続. Day25から1週間かけて漸減・中止.
BLINA各コース投与前にDEX20mgを投与.

その他

BLINAはダサチニブDay85以降から地固め療法として併用開始.
BLINAは1コース42日間.
BLINA投与中もダサチニブは継続投与.
中枢神経予防として、 MTX15mg+mPSL20mgの髄腔内投与をダサチニブ導入期 (Day14、 22、 43、 57、 85) と、 その後のブリナツモマブによる各コース終了時 (各Day29) に行う.
(概要欄文献1参照)
レジメン
Dasatinib+Blinatumomab
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではございません. 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください.

薬剤情報

*適正使用ガイドは「ブリストル・マイヤーズ・スクイブ」 の外部サイトへ遷移します.
*適正使用ガイドは「アステラス製薬株式会社」 の外部サイトへ遷移します.

主な有害事象

GIMEMA LAL2116 D-ALBA試験 ¹⁾より引用

本試験では痙攣予防としてレベチラセタム1回500mg 1日2回を服用¹⁾

骨髄抑制

  • 好中球数減少 (6.3%、 ≧Grade3 6.3%)
  • 貧血 (3.2%、 ≧Grade3 0%)

主な有害事象

  • 発熱 (19%、 ≧Grade3 3.2%)

その他の有害事象

感染症

  • CMV感染症 (9.5%、 ≧Grade3 7.9%)
  • CMV血症 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 感染症 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 肺炎 (1.6%、 ≧Grade3 0%)

神経系障害

  • 頭蓋内出血 (3.2%、 ≧Grade3 0%)
  • 神経毒性 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 失語症 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 神経学的兆候 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 震え (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 精神緩慢 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 錯乱 (1.6%、 ≧Grade3 0%)

肝障害

  • ALT上昇 (4.8%、 ≧Grade3 1.6%)
  • γGT上昇 (3.2%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 肝機能異常 (1.6%、 ≧Grade3 0%)

胃腸障害

  • 下痢 (3.2%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 嘔吐 (1.6%、 ≧Grade3 0%)

呼吸器障害

  • 胸水 (3.2%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 低酸素血症 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 肺高血圧症 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)

その他

  • 輸注反応 (4.8%、 ≧Grade3 0%)
  • 末梢浮腫 (4.8%、 ≧Grade3 0%)
  • 斑点状発疹 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 無力症 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 心房細動 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 低ガンマグロブリン血症 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 精巣浮腫 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 精巣痛 (1.6%、 ≧Grade3 0%)

特徴と注意点

  • ダサチニブ+ブリナツモマブによる寛解導入/地固め療法は、 未治療Ph陽性ALLに対し、 分子遺伝学的奏効及び生存率が良好との報告¹⁾がある.
  • 但し、 本邦における両剤の適応は 再発/難治性のみとなっているため注意 (2023.8時点).
  • また、 本邦における両者の併用の有効性と安全性は確立されていないことに注意 (2023.8時点).
  • スケジュール画像は、 下記の臨床試験の用法・用量となっているため注意.¹⁾
  • 本邦においてブリナツモマブ初回投与時には、 はじめの7日間は低用量 (体重45kg以上は9µg/日、 体重45kg未満は5µg/m²/日)で投与する.
※ブリナツモマブの本邦における使用方法の詳細はBlinatumomab単剤療法を参照.

ダサチニブ

  • 第2世代 Bcr-Ablチロシンキナーゼ阻害薬.
  • T315I変異に対しては無効.
  • 胃酸分泌抑制薬との併用で吸収低下.
  • CYP3A4により代謝.

ブリナツモマブ

  • CD3とCD19の両者に特異的に結合するT細胞誘導 (BiTE®) 抗体. 
  • T細胞とB細胞性白血病細胞を架橋しT細胞を活性化.
  • 注意すべき副作用としてサイトカイン症候群 (CRS)があり、 特に初回投与で多い.

副作用と対策

ダサチニブ

  • 体液・胸水貯留に注意. 頻回の体重測定を推奨.
  • 間質性肺疾患の発現リスクあり注意.
  • QT延長に注意. ハイリスク患者では心電図モニタリングを推奨.
臨床試験¹⁾ではGrade2/3の副作用が3回あった場合は1回100mgへの減量というプロトコールであった.

ブリナツモマブ

  • サイトカイン放出症候群 (CRS)
  • 発熱、 頭痛、 低血圧、 悪心などが出現.
  • デキサメタゾンの前治療、 前投与で可能な限り予防.
  • 発現時にはNSAIDsを避け、 アセトアミノフェンあるいはデキサメタゾンを推奨.
  • 神経学的事象 (脳血管障害, 脳症, 痙攣発作, 錯乱, 失語症など) 
  • リスク因子:ALLの活動性中枢神経系病変やてんかんの既往.
  • 神経学的事象発現時は投与を中止、 中断又は減量.
  • 2回以上の痙攣発作には再投与は避ける.

関連する臨床試験

GIMEMA LAL2116 D-ALBA試験 ¹⁾

概要

  • 海外第2相単群試験
  • 未治療Ph陽性ALL 63例 (年齢中央値54歳)
  • 寛解導入*としてダサチニブ、 その後の地固め療法**としてブリナツモマブを投与
  • 中枢神経予防としてMTX15mg+mPSL20mgの髄腔内投与を併用***
  • 主要評価項目:分子遺伝学的奏効
*寛解導入:ダサチニブ(140mg 1日1回) 84日間投与+グルココルチコイド(ダサチニブ投与7日間前から31日目まで投与)
**地固め療法:ブリナツモマブ(28μg/日)+DEXを2コース投与 (最大5コースまで許容). ダサチニブはブリナツモマブ投与中 及び投与後も継続投与(T315I変異陽性例を除く)
***導入期 (Day14、 22、 43、 57、 85) と、 その後のブリナツモマブによる各コース終了時 (各Day29) に投与.

結果

  • 追跡期間中央値18ヵ月
  • 全生存率:95%
  • 無病生存率:88%
  • 完全寛解:98% (62/63例)
  • 分子遺伝学的奏効は、 ダサチニブによる寛解導入の終了時点 (85日) で患者の29%が達成. ブリナツモマブの2コース投与後に60%まで上昇し、 その後も投与コース数が増えるに従い更に上昇した.
  • 28例に60件の有害事象が発現. うちGrade3以上は21件*であった.
*CMV再活性化/感染症 6例、 好中球減少 4例、 持続性発熱 2例、 胸水 1例、 肺高血圧症 1例、 神経学的障害 1例を含む
  • 24例が同種造血幹細胞移植を受け、 1例が移植関連で死亡した.
  • 患者アウトカムは、 年齢を問わず極めて良好で移植関連死が少なかった.

参考文献

  1. N Engl J Med. 2020 Oct 22;383(17):1613-1623.

最終更新:2023年8月27日
執筆担当:HOKUTO編集部薬剤師
監修医師:HOKUTO編集部医師

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Dasatinib+Blinatumomab
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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
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ダサチニブ、 ブリナツモマブ
2023年09月02日更新

Dasatinib:ダサチニブ(スプリセル®)

投与量コース投与日
140mg 1日1回 経口1~Day1~

PSL:プレドニゾロン(プレドニン®)

投与量コース投与日
60mg/m² 1日1回 経口 (20mg/m²から開始し漸増)1Day‐6~31 (Day25以降は1週間かけて漸減・中止)

BLINA:ブリナツモマブ(ビーリンサイト®)

投与量コース投与日
28μg/日 <持続点滴>通常2まで (最大5)Day1~28 (ダサチニブDay85以降に併用開始)

DEX:デキサメタゾン(デカドロン®)

投与量コース投与日
20mg/日通常2まで (最大5)Day1 (BLINA投与1hr前に投与)

前投薬

PSLは20mg/m²から開始し60mg/m²まで漸増 (概要欄 文献1より).
PSLはダサチニブ開始7日前から開始しDay24まで継続. Day25から1週間かけて漸減・中止.
BLINA各コース投与前にDEX20mgを投与.

その他

BLINAはダサチニブDay85以降から地固め療法として併用開始.
BLINAは1コース42日間.
BLINA投与中もダサチニブは継続投与.
中枢神経予防として、 MTX15mg+mPSL20mgの髄腔内投与をダサチニブ導入期 (Day14、 22、 43、 57、 85) と、 その後のブリナツモマブによる各コース終了時 (各Day29) に行う.
(概要欄文献1参照)

概要

本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではございません. 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください.

薬剤情報

*適正使用ガイドは「ブリストル・マイヤーズ・スクイブ」 の外部サイトへ遷移します.
*適正使用ガイドは「アステラス製薬株式会社」 の外部サイトへ遷移します.

主な有害事象

GIMEMA LAL2116 D-ALBA試験 ¹⁾より引用

本試験では痙攣予防としてレベチラセタム1回500mg 1日2回を服用¹⁾

骨髄抑制

  • 好中球数減少 (6.3%、 ≧Grade3 6.3%)
  • 貧血 (3.2%、 ≧Grade3 0%)

主な有害事象

  • 発熱 (19%、 ≧Grade3 3.2%)

その他の有害事象

感染症

  • CMV感染症 (9.5%、 ≧Grade3 7.9%)
  • CMV血症 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 感染症 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 肺炎 (1.6%、 ≧Grade3 0%)

神経系障害

  • 頭蓋内出血 (3.2%、 ≧Grade3 0%)
  • 神経毒性 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 失語症 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 神経学的兆候 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 震え (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 精神緩慢 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 錯乱 (1.6%、 ≧Grade3 0%)

肝障害

  • ALT上昇 (4.8%、 ≧Grade3 1.6%)
  • γGT上昇 (3.2%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 肝機能異常 (1.6%、 ≧Grade3 0%)

胃腸障害

  • 下痢 (3.2%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 嘔吐 (1.6%、 ≧Grade3 0%)

呼吸器障害

  • 胸水 (3.2%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 低酸素血症 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 肺高血圧症 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)

その他

  • 輸注反応 (4.8%、 ≧Grade3 0%)
  • 末梢浮腫 (4.8%、 ≧Grade3 0%)
  • 斑点状発疹 (1.6%、 ≧Grade3 1.6%)
  • 無力症 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 心房細動 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 低ガンマグロブリン血症 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 精巣浮腫 (1.6%、 ≧Grade3 0%)
  • 精巣痛 (1.6%、 ≧Grade3 0%)

特徴と注意点

  • ダサチニブ+ブリナツモマブによる寛解導入/地固め療法は、 未治療Ph陽性ALLに対し、 分子遺伝学的奏効及び生存率が良好との報告¹⁾がある.
  • 但し、 本邦における両剤の適応は 再発/難治性のみとなっているため注意 (2023.8時点).
  • また、 本邦における両者の併用の有効性と安全性は確立されていないことに注意 (2023.8時点).
  • スケジュール画像は、 下記の臨床試験の用法・用量となっているため注意.¹⁾
  • 本邦においてブリナツモマブ初回投与時には、 はじめの7日間は低用量 (体重45kg以上は9µg/日、 体重45kg未満は5µg/m²/日)で投与する.
※ブリナツモマブの本邦における使用方法の詳細はBlinatumomab単剤療法を参照.

ダサチニブ

  • 第2世代 Bcr-Ablチロシンキナーゼ阻害薬.
  • T315I変異に対しては無効.
  • 胃酸分泌抑制薬との併用で吸収低下.
  • CYP3A4により代謝.

ブリナツモマブ

  • CD3とCD19の両者に特異的に結合するT細胞誘導 (BiTE®) 抗体. 
  • T細胞とB細胞性白血病細胞を架橋しT細胞を活性化.
  • 注意すべき副作用としてサイトカイン症候群 (CRS)があり、 特に初回投与で多い.

副作用と対策

ダサチニブ

  • 体液・胸水貯留に注意. 頻回の体重測定を推奨.
  • 間質性肺疾患の発現リスクあり注意.
  • QT延長に注意. ハイリスク患者では心電図モニタリングを推奨.
臨床試験¹⁾ではGrade2/3の副作用が3回あった場合は1回100mgへの減量というプロトコールであった.

ブリナツモマブ

  • サイトカイン放出症候群 (CRS)
  • 発熱、 頭痛、 低血圧、 悪心などが出現.
  • デキサメタゾンの前治療、 前投与で可能な限り予防.
  • 発現時にはNSAIDsを避け、 アセトアミノフェンあるいはデキサメタゾンを推奨.
  • 神経学的事象 (脳血管障害, 脳症, 痙攣発作, 錯乱, 失語症など) 
  • リスク因子:ALLの活動性中枢神経系病変やてんかんの既往.
  • 神経学的事象発現時は投与を中止、 中断又は減量.
  • 2回以上の痙攣発作には再投与は避ける.

関連する臨床試験

GIMEMA LAL2116 D-ALBA試験 ¹⁾

概要

  • 海外第2相単群試験
  • 未治療Ph陽性ALL 63例 (年齢中央値54歳)
  • 寛解導入*としてダサチニブ、 その後の地固め療法**としてブリナツモマブを投与
  • 中枢神経予防としてMTX15mg+mPSL20mgの髄腔内投与を併用***
  • 主要評価項目:分子遺伝学的奏効
*寛解導入:ダサチニブ(140mg 1日1回) 84日間投与+グルココルチコイド(ダサチニブ投与7日間前から31日目まで投与)
**地固め療法:ブリナツモマブ(28μg/日)+DEXを2コース投与 (最大5コースまで許容). ダサチニブはブリナツモマブ投与中 及び投与後も継続投与(T315I変異陽性例を除く)
***導入期 (Day14、 22、 43、 57、 85) と、 その後のブリナツモマブによる各コース終了時 (各Day29) に投与.

結果

  • 追跡期間中央値18ヵ月
  • 全生存率:95%
  • 無病生存率:88%
  • 完全寛解:98% (62/63例)
  • 分子遺伝学的奏効は、 ダサチニブによる寛解導入の終了時点 (85日) で患者の29%が達成. ブリナツモマブの2コース投与後に60%まで上昇し、 その後も投与コース数が増えるに従い更に上昇した.
  • 28例に60件の有害事象が発現. うちGrade3以上は21件*であった.
*CMV再活性化/感染症 6例、 好中球減少 4例、 持続性発熱 2例、 胸水 1例、 肺高血圧症 1例、 神経学的障害 1例を含む
  • 24例が同種造血幹細胞移植を受け、 1例が移植関連で死亡した.
  • 患者アウトカムは、 年齢を問わず極めて良好で移植関連死が少なかった.

参考文献

  1. N Engl J Med. 2020 Oct 22;383(17):1613-1623.

最終更新:2023年8月27日
執筆担当:HOKUTO編集部薬剤師
監修医師:HOKUTO編集部医師

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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