治療スケジュール
概要
監修医師

Cmab (1週間間隔):Cetuximab(アービタックス®)

投与量コース投与日
400mg/m² 点滴1~Day1
250mg/m² 点滴2~Day1

Cmab (2週間間隔):Cetuximab(アービタックス®)

投与量コース投与日
500mg/m² 点滴1~Day1
レジメン
Cmab
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

アービタックス® (添付文書¹⁾ / 適正使用情報²⁾* )

*メルクバイオファーマ株式会社の外部サイトへ遷移します

用法用量

電子添文¹⁾の用法および用量

1週間間隔

2週間間隔

アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版)¹⁾より作図

前投薬

infusion reactionを軽減させるため、 投与前に抗ヒスタミン剤の前投薬を行うこと。

さらに、 投与前に副腎皮質ホルモン剤を投与すると、 infusion reactionが軽減されることがある。

アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版)¹⁾より引用

主な有害事象

ASPECCT試験³⁾

主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)

  • 発疹 51.1% (3.6%)
  • 尋常性ざ瘡様皮膚炎 27.0% (2.8%)
  • 低Mg血症 17.7% (2.6%)
  • 下痢 17.7% (1.8%)
  • 乾燥肌 15.7% (0%)
  • かゆみ 17.5% (0.2%)
  • 倦怠感 17.5% (3.6%)
  • 食欲減退 15.5% (1.4%)
  • 悪心 11.3% (1.4%)
  • 腹痛 16.5% (2.8%)
  • 嘔吐 10.1% (1.4%)
  • 爪囲炎 14.9% (2.0%)
  • にきび 13.7% (1.0%)
  • 皮膚裂傷 8.5% (0.6%)
  • 便秘 14.3% (0.6%)
  • 低K血症 4.6% (1.6%)
  • 咳 7.6% (0%)
  • 腰痛 7.8% (0.6%)
  • 無力症 9.5% (1.6%)
  • 貧血 6.4% (3.0%)
  • 発熱 11.1% (0.8%)
  • 不眠症 9.1% (0%)
  • 低Ca血症 3.2% (1.2%)
  • 爪障害 6.2% (0.4%)
  • 口内炎 6.8% (0%)
  • 体重減少 4.2% (0%)
  • 末梢性浮腫 8.0% (1.0%)
  • 呼吸困難 7.6% (1.4%)
  • 粘膜炎 5.0% (0.6%)
  • 消化不良 5.2% (0.2%)
  • 頭痛 7.2% (0%)
  • 上気道感染 5.6% (0%)
  • 皮膚および皮下組織の毒性 87.5% (9.5%)
  • 注入反応 14.3% (1.8%)
Lancet Oncol. 2014 May;15(6):569-79³⁾より引用

出典

  1. メルクバイオファーマ株式会社. アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版) [最終閲覧 : 2024/7/12]
  2. メルクバイオファーマ株式会社. アービタックス®適正使用ガイド (2023年12月作成) [最終閲覧 : 2024/7/12]
  3. Panitumumab versus cetuximab in patients with chemotherapy-refractory wild-type KRAS exon 2 metastatic colorectal cancer (ASPECCT): a randomised, multicentre, open-label, non-inferiority phase 3 study. Lancet Oncol. 2014 May;15(6):569-79. PMID: 24739896
最終更新日 : 2024年8月8日
監修医師 : 神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生

レジメン
Cmab
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
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監修・協力医一覧
レジメン
Cmab
レジメン
Cmab

Cmab

セツキシマブ (アービタックス®)
2024年09月27日更新

Cmab (1週間間隔):Cetuximab(アービタックス®)

投与量コース投与日
400mg/m² 点滴1~Day1
250mg/m² 点滴2~Day1

Cmab (2週間間隔):Cetuximab(アービタックス®)

投与量コース投与日
500mg/m² 点滴1~Day1

概要

本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

アービタックス® (添付文書¹⁾ / 適正使用情報²⁾* )

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用法用量

電子添文¹⁾の用法および用量

1週間間隔

2週間間隔

アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版)¹⁾より作図

前投薬

infusion reactionを軽減させるため、 投与前に抗ヒスタミン剤の前投薬を行うこと。

さらに、 投与前に副腎皮質ホルモン剤を投与すると、 infusion reactionが軽減されることがある。

アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版)¹⁾より引用

主な有害事象

ASPECCT試験³⁾

主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)

  • 発疹 51.1% (3.6%)
  • 尋常性ざ瘡様皮膚炎 27.0% (2.8%)
  • 低Mg血症 17.7% (2.6%)
  • 下痢 17.7% (1.8%)
  • 乾燥肌 15.7% (0%)
  • かゆみ 17.5% (0.2%)
  • 倦怠感 17.5% (3.6%)
  • 食欲減退 15.5% (1.4%)
  • 悪心 11.3% (1.4%)
  • 腹痛 16.5% (2.8%)
  • 嘔吐 10.1% (1.4%)
  • 爪囲炎 14.9% (2.0%)
  • にきび 13.7% (1.0%)
  • 皮膚裂傷 8.5% (0.6%)
  • 便秘 14.3% (0.6%)
  • 低K血症 4.6% (1.6%)
  • 咳 7.6% (0%)
  • 腰痛 7.8% (0.6%)
  • 無力症 9.5% (1.6%)
  • 貧血 6.4% (3.0%)
  • 発熱 11.1% (0.8%)
  • 不眠症 9.1% (0%)
  • 低Ca血症 3.2% (1.2%)
  • 爪障害 6.2% (0.4%)
  • 口内炎 6.8% (0%)
  • 体重減少 4.2% (0%)
  • 末梢性浮腫 8.0% (1.0%)
  • 呼吸困難 7.6% (1.4%)
  • 粘膜炎 5.0% (0.6%)
  • 消化不良 5.2% (0.2%)
  • 頭痛 7.2% (0%)
  • 上気道感染 5.6% (0%)
  • 皮膚および皮下組織の毒性 87.5% (9.5%)
  • 注入反応 14.3% (1.8%)
Lancet Oncol. 2014 May;15(6):569-79³⁾より引用

出典

  1. メルクバイオファーマ株式会社. アービタックス®電子添文 (2023年12月改訂 第4版) [最終閲覧 : 2024/7/12]
  2. メルクバイオファーマ株式会社. アービタックス®適正使用ガイド (2023年12月作成) [最終閲覧 : 2024/7/12]
  3. Panitumumab versus cetuximab in patients with chemotherapy-refractory wild-type KRAS exon 2 metastatic colorectal cancer (ASPECCT): a randomised, multicentre, open-label, non-inferiority phase 3 study. Lancet Oncol. 2014 May;15(6):569-79. PMID: 24739896
最終更新日 : 2024年8月8日
監修医師 : 神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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レジメン(消化器)

がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

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