テガフール・ギメラシル・オテラシル (ティーエスワン®)
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
80~120mg/日 経口 分2朝夕食後 | 1~ | Day1~28 |
前治療にフッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍薬、 フッ化ピリミジン系抗真菌薬が含まれる場合は最低7日間が空いていることを確認する (併用禁忌)。 |
1コース42日間。 |
腎排泄型の薬剤であり、 投与開始にあたっては腎機能 (クレアチニンクリアランス:CCr値) に基づく投与開始用量の調整が推奨されている。 |
原則、 4週内服2週休薬を1サイクルとするが、 有害事象や高齢者などでスケジュール通りの投与が困難な症例においては投与期間の短縮 (2週内服1週休薬) も考慮する。 |
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
ティーエスワン® (添付文書)
4週内服、2週間休薬を1コースとする。
初回基準量と減量レベル
再開基準
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
テガフール・ギメラシル・オテラシルの単独投与時の効果と安全性を評価するための第Ⅱ相臨床試験
Br J Cancer. 2004 Nov 15;91(10):1769-74.
Cancer Chemother Pharmacol. 2008 Oct;62(5):849-55.
最終更新日:2023年8月3日
執筆医:慶應義塾大学医学部 腫瘍センター ゲノム医療ユニット統括マネージャー・特任講師 林秀幸先生
監修医:神奈川県立がんセンター 消化器内科 上野 誠先生
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
80~120mg/日 経口 分2朝夕食後 | 1~ | Day1~28 |
前治療にフッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍薬、 フッ化ピリミジン系抗真菌薬が含まれる場合は最低7日間が空いていることを確認する (併用禁忌)。 |
1コース42日間。 |
腎排泄型の薬剤であり、 投与開始にあたっては腎機能 (クレアチニンクリアランス:CCr値) に基づく投与開始用量の調整が推奨されている。 |
原則、 4週内服2週休薬を1サイクルとするが、 有害事象や高齢者などでスケジュール通りの投与が困難な症例においては投与期間の短縮 (2週内服1週休薬) も考慮する。 |
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
ティーエスワン® (添付文書)
4週内服、2週間休薬を1コースとする。
初回基準量と減量レベル
再開基準
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
テガフール・ギメラシル・オテラシルの単独投与時の効果と安全性を評価するための第Ⅱ相臨床試験
Br J Cancer. 2004 Nov 15;91(10):1769-74.
Cancer Chemother Pharmacol. 2008 Oct;62(5):849-55.
最終更新日:2023年8月3日
執筆医:慶應義塾大学医学部 腫瘍センター ゲノム医療ユニット統括マネージャー・特任講師 林秀幸先生
監修医:神奈川県立がんセンター 消化器内科 上野 誠先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。