【催吐性】 中等度催吐性
- ジェムザール® (添付文書¹⁾ / 適正使用情報²⁾*)
- パラプラチン® (添付文書³⁾)
OCEANS試験⁶⁾のプロトコル
ゲムシタビンとカルボプラチンは6サイクルまで、 ベバシズマブのみ10サイクルまで継続後
OCEANS試験⁶⁾のプロトコル
18歳以上、 PS 0-1でプラチナベースの化学療法6ヵ月以上経過後に再発した卵巣癌、 原発性腹膜癌、 または卵管癌患者
以下に該当する患者は除外
ベバシズマブは以下に該当する場合に除外
OCEANS試験⁶⁾のプロトコル
対象: プラチナ感受性再発上皮性卵巣癌、 原発性腹膜癌、 または卵管癌患者484例
方法: GEM+CBDCA+BV群 vs GEM+CBDCA群
【有効性】GEM+CBDCA+BV群
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~4)
GC (CBDCA+GEM) 療法と、 GC+BV (ベバシズマブ) を比較したベバシズマブの上乗せ効果を評価したRCTです。 プライマリーエンドポイントのPFS (無増悪生存期間) は有意にGC+Bmab療法が優っていました (12.4 vs 8.4ヵ月、 HR=0.484、 95% CI : 0.388~0.605; log-rank、 p<0.0001) が、 OS (全生存期間) 延長のエビデンスは得られていません。
ただし、 初回治療にBVを投与した患者に、 再発後に、 BVを投与することの有用性はまだ示されていないことを知っていてほしいです。
GC療法と同様に、 GC+BV療法は、 再発プラチナ感受性卵巣がん患者には、 脱毛や末梢神経障害が少ない点は利点となりますので、 良いオプションとなると思います。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
【催吐性】 中等度催吐性
- ジェムザール® (添付文書¹⁾ / 適正使用情報²⁾*)
- パラプラチン® (添付文書³⁾)
OCEANS試験⁶⁾のプロトコル
ゲムシタビンとカルボプラチンは6サイクルまで、 ベバシズマブのみ10サイクルまで継続後
OCEANS試験⁶⁾のプロトコル
18歳以上、 PS 0-1でプラチナベースの化学療法6ヵ月以上経過後に再発した卵巣癌、 原発性腹膜癌、 または卵管癌患者
以下に該当する患者は除外
ベバシズマブは以下に該当する場合に除外
OCEANS試験⁶⁾のプロトコル
対象: プラチナ感受性再発上皮性卵巣癌、 原発性腹膜癌、 または卵管癌患者484例
方法: GEM+CBDCA+BV群 vs GEM+CBDCA群
【有効性】GEM+CBDCA+BV群
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~4)
GC (CBDCA+GEM) 療法と、 GC+BV (ベバシズマブ) を比較したベバシズマブの上乗せ効果を評価したRCTです。 プライマリーエンドポイントのPFS (無増悪生存期間) は有意にGC+Bmab療法が優っていました (12.4 vs 8.4ヵ月、 HR=0.484、 95% CI : 0.388~0.605; log-rank、 p<0.0001) が、 OS (全生存期間) 延長のエビデンスは得られていません。
ただし、 初回治療にBVを投与した患者に、 再発後に、 BVを投与することの有用性はまだ示されていないことを知っていてほしいです。
GC療法と同様に、 GC+BV療法は、 再発プラチナ感受性卵巣がん患者には、 脱毛や末梢神経障害が少ない点は利点となりますので、 良いオプションとなると思います。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。