【催吐性】 中等度催吐性
電子添文¹⁾³⁾、 KEYNOTE-775試験⁵⁾プロトコル
※ペムブロリズマブ400mg 6週間ごと投与も可
前投薬は不要である
- ペムブロリズマブ+生食100ml (30分)
KEYNOTE-775試験⁵⁾のプロトコル
プラチナ製剤を含む化学療法歴のある切除不能な進行・再発の子宮体癌患者
レンバチニブ電子添文¹⁾の基準
初回基準量と減量レベル
ペムブロリズマブ電子添文³⁾の基準
対象: プラチナ製剤を含む化学療法歴のある進行・再発の子宮体癌患者827例
方法: Lenvatinib + Pembrolizumab群 vs 化学療法群
【有効性】Lenvatinib + Pembrolizumab群
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~4)
進行子宮体癌の二次療法 (プラチナ前投与歴のある) で、 化学療法と比較して、 OS (全生存期間) で優り⁵⁾、 承認されたレジメンです [KEYNOTE-775試験]。 子宮体癌に対しては、 初めての免疫チェックポイント阻害剤の承認となりました。
KEYNOTE-775試験 OSのKaplan-Meier曲線
MSI-high腫瘍に対しては、 ペムブロリズマブ単剤でも高い奏効率(53%)が得られますが⁶⁾、 KEYNOTE-775試験⁵⁾では、 dMMR, pMMR (MSI-stable) の両者に奏効が認められています。
dMMRに、 ベネフィットが高い傾向がありました (HR=0.37、 95%CI 0.22-0.62) ので、 レンバチニブの投与のリスクが少ない患者 (血栓の既往、 重症脳、 心疾患の合併症などがない) の場合には、 レンバチニブ追加も考慮すべきだと思います。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
【催吐性】 中等度催吐性
電子添文¹⁾³⁾、 KEYNOTE-775試験⁵⁾プロトコル
※ペムブロリズマブ400mg 6週間ごと投与も可
前投薬は不要である
- ペムブロリズマブ+生食100ml (30分)
KEYNOTE-775試験⁵⁾のプロトコル
プラチナ製剤を含む化学療法歴のある切除不能な進行・再発の子宮体癌患者
レンバチニブ電子添文¹⁾の基準
初回基準量と減量レベル
ペムブロリズマブ電子添文³⁾の基準
対象: プラチナ製剤を含む化学療法歴のある進行・再発の子宮体癌患者827例
方法: Lenvatinib + Pembrolizumab群 vs 化学療法群
【有効性】Lenvatinib + Pembrolizumab群
【安全性】主な有害事象 (カッコ内 Grade3~4)
進行子宮体癌の二次療法 (プラチナ前投与歴のある) で、 化学療法と比較して、 OS (全生存期間) で優り⁵⁾、 承認されたレジメンです [KEYNOTE-775試験]。 子宮体癌に対しては、 初めての免疫チェックポイント阻害剤の承認となりました。
KEYNOTE-775試験 OSのKaplan-Meier曲線
MSI-high腫瘍に対しては、 ペムブロリズマブ単剤でも高い奏効率(53%)が得られますが⁶⁾、 KEYNOTE-775試験⁵⁾では、 dMMR, pMMR (MSI-stable) の両者に奏効が認められています。
dMMRに、 ベネフィットが高い傾向がありました (HR=0.37、 95%CI 0.22-0.62) ので、 レンバチニブの投与のリスクが少ない患者 (血栓の既往、 重症脳、 心疾患の合併症などがない) の場合には、 レンバチニブ追加も考慮すべきだと思います。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。