概要
監修医師
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

【催吐性】 中等度催吐性
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用法用量

電子添文¹⁾³⁾、 KEYNOTE-775試験⁵⁾プロトコル

レンビマ®電子添文 (2024年2月改訂 第5版)¹⁾およびキイトルーダ®電子添文 (2024年1月改訂 第17版)³⁾より作図

※ペムブロリズマブ400mg 6週間ごと投与も可

レンビマ®電子添文 (2024年2月改訂 第5版)¹⁾およびキイトルーダ®電子添文 (2024年1月改訂 第17版)³⁾より作図

前投薬・投与スケジュール例

前投薬は不要である

-ペムブロリズマブ+生食100ml (30分)

日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生提供

投与開始基準

KEYNOTE-775試験⁵⁾のプロトコル

プラチナ製剤を含む化学療法歴のある切除不能な進行・再発の子宮体癌患者

N Engl J Med. 2022 Feb 3;386(5):437-448⁵⁾より作図

減量・休薬・中止基準

レンバチニブ電子添文¹⁾の基準

レンビマ®電子添文 (2024年2月改訂 第5版)¹⁾より作図

初回基準量と減量レベル

レンビマ®電子添文 (2024年2月改訂 第5版)¹⁾より作図

ペムブロリズマブ電子添文³⁾の基準

キイトルーダ®電子添文 (2024年1月改訂 第17版)³⁾より作図

主な有害事象

KEYNOTE-775試験⁵⁾

主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)

  • 貧血 26.1% (6.2%)
  • 好中球数減少 7.4% (1.7%)
  • 下痢 54.2% (7.6%)
  • 悪心 49.5% (3.4%)
  • 食欲低下 44.8% (7.9%)
  • 嘔吐 36.7% (2.7%)
  • 体重減少 34.0% (10.3%)
  • 倦怠感 33.0% (5.2%)
  • 便秘 25.9% (0.7%)

注意すべき有害事象 (カッコ内はGrade3~4)

  • 高血圧 64.0% (37.9%)
  • 甲状腺機能低下症 57.4% (1.2%)
  • 蛋白尿 28.8% (5.4%)
  • 脱毛症 5.4% (0%)
N Engl J Med. 2022 Feb 3;386(5):437-448⁵⁾より引用

エキスパートによるワンポイント

Lenvatinib+Pembrolizumabとは

進行子宮体癌の二次療法 (プラチナ前投与歴のある) で、 化学療法と比較して、 OS (全生存期間) で優り⁵⁾、 承認されたレジメンです [KEYNOTE-775試験]。 子宮体癌に対しては、 初めての免疫チェックポイント阻害剤の承認となりました。

KEYNOTE-775試験 OSのKaplan-Meier曲線

レンビマ®電子添文 (2024年2月改訂 第5版)¹⁾より引用

dMMR (MSI-high) に、 レンバチニブの追加が必要になるか

MSI-high腫瘍に対しては、 ペムブロリズマブ単剤でも高い奏効率(53%)が得られますが⁶⁾、 KEYNOTE-775試験⁵⁾では、 dMMR, pMMR (MSI-stable) の両者に奏効が認められています。

dMMRに、 ベネフィットが高い傾向がありました (HR=0.37、 95%CI 0.22-0.62) ので、 レンバチニブの投与のリスクが少ない患者 (血栓の既往、 重症脳、 心疾患の合併症などがない) の場合には、 レンバチニブ追加も考慮すべきだと思います。

監修 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

出典

  1. エーザイ株式会社. レンビマ®電子添文 (2024年2月改訂 第5版) [最終閲覧 : 2024/03/14]
  2. エーザイ株式会社. レンビマ®適正使用ガイド (2024年2月作成) [最終閲覧 : 2024/03/14]
  3. MSD製薬. キイトルーダ®電子添文 (2024年1月改訂 第17版) [最終閲覧 : 2024/03/14]
  4. MSD製薬. キイトルーダ®適正使用ガイド (2023年12月作成) [最終閲覧 : 2024/03/14]
  5. Lenvatinib plus Pembrolizumab for Advanced Endometrial Cancer. N Engl J Med. 2022 Feb 3;386(5):437-448. PMID: 35045221
  6. Mismatch repair deficiency predicts response of solid tumors to PD-1 blockade. Science. 2017 Jul 28;357(6349):409-413. PMID: 28596308
最終更新日 : 2024年5月9日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

レジメン
Lenvatinib + Pembrolizumab
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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レンバチニブ (レンビマ®) + ペムブロリズマブ (キイトルーダ®)
2024年05月16日更新
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前投薬は不要である

-ペムブロリズマブ+生食100ml (30分)

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投与開始基準

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プラチナ製剤を含む化学療法歴のある切除不能な進行・再発の子宮体癌患者

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減量・休薬・中止基準

レンバチニブ電子添文¹⁾の基準

レンビマ®電子添文 (2024年2月改訂 第5版)¹⁾より作図

初回基準量と減量レベル

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主な有害事象

KEYNOTE-775試験⁵⁾

主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)

  • 貧血 26.1% (6.2%)
  • 好中球数減少 7.4% (1.7%)
  • 下痢 54.2% (7.6%)
  • 悪心 49.5% (3.4%)
  • 食欲低下 44.8% (7.9%)
  • 嘔吐 36.7% (2.7%)
  • 体重減少 34.0% (10.3%)
  • 倦怠感 33.0% (5.2%)
  • 便秘 25.9% (0.7%)

注意すべき有害事象 (カッコ内はGrade3~4)

  • 高血圧 64.0% (37.9%)
  • 甲状腺機能低下症 57.4% (1.2%)
  • 蛋白尿 28.8% (5.4%)
  • 脱毛症 5.4% (0%)
N Engl J Med. 2022 Feb 3;386(5):437-448⁵⁾より引用

エキスパートによるワンポイント

Lenvatinib+Pembrolizumabとは

進行子宮体癌の二次療法 (プラチナ前投与歴のある) で、 化学療法と比較して、 OS (全生存期間) で優り⁵⁾、 承認されたレジメンです [KEYNOTE-775試験]。 子宮体癌に対しては、 初めての免疫チェックポイント阻害剤の承認となりました。

KEYNOTE-775試験 OSのKaplan-Meier曲線

レンビマ®電子添文 (2024年2月改訂 第5版)¹⁾より引用

dMMR (MSI-high) に、 レンバチニブの追加が必要になるか

MSI-high腫瘍に対しては、 ペムブロリズマブ単剤でも高い奏効率(53%)が得られますが⁶⁾、 KEYNOTE-775試験⁵⁾では、 dMMR, pMMR (MSI-stable) の両者に奏効が認められています。

dMMRに、 ベネフィットが高い傾向がありました (HR=0.37、 95%CI 0.22-0.62) ので、 レンバチニブの投与のリスクが少ない患者 (血栓の既往、 重症脳、 心疾患の合併症などがない) の場合には、 レンバチニブ追加も考慮すべきだと思います。

監修 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

出典

  1. エーザイ株式会社. レンビマ®電子添文 (2024年2月改訂 第5版) [最終閲覧 : 2024/03/14]
  2. エーザイ株式会社. レンビマ®適正使用ガイド (2024年2月作成) [最終閲覧 : 2024/03/14]
  3. MSD製薬. キイトルーダ®電子添文 (2024年1月改訂 第17版) [最終閲覧 : 2024/03/14]
  4. MSD製薬. キイトルーダ®適正使用ガイド (2023年12月作成) [最終閲覧 : 2024/03/14]
  5. Lenvatinib plus Pembrolizumab for Advanced Endometrial Cancer. N Engl J Med. 2022 Feb 3;386(5):437-448. PMID: 35045221
  6. Mismatch repair deficiency predicts response of solid tumors to PD-1 blockade. Science. 2017 Jul 28;357(6349):409-413. PMID: 28596308
最終更新日 : 2024年5月9日
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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レジメン(婦人科)

がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。

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