本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
BCIRG-001試験¹⁾、 BCIRG-005試験³⁾より抜粋
高度催吐性リスクのため、 アプレピタント、 5HT3受容体拮抗薬、 デキサメタゾンを投与
BCIRG-001試験¹⁾²⁾より抜粋
KPSが80%以上で、 手術可能な組織学的に確認された浸潤性乳腺癌の18~70歳の女性
BCIRG-005試験³⁾⁴⁾より抜粋
KPSが80%以上で、 腋窩リンパ節郭清を伴う初回手術 (乳房切除術、 または乳房温存術による腫瘍摘出) を受けた18~70歳の女性
主な有害事象 (カッコ内はGrade3、 4)
注意すべき有害事象 (カッコ内はGrade3、 4)
主な有害事象 (Grade3、 4)
注意すべき有害事象 (Grade3、 4)
腋窩リンパ節転移陽性の乳癌患者において、 TACレジメン (ドセタキセル+ドキソルビシン+シクロホスファミド) の効果を、 FACレジメン (ドキソルビシン+フルオロウラシル+シクロホスファミド) を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験BCIRG-001の結果より、 無病生存期間 (DFS) と全生存期間 (OS) を有意に改善させることが示された。
5年時
HR 0.72、 (95%CI 0.59-0.88)、 p=0.001
10年時
HR 0.80、 (95%CI 0.68-0.93)、 p=0.0043
サブグループ解析
腋窩リンパ節転移の個数、 ホルモン受容体の状態、 HER2/neuの状態を含む、 すべてのサブグループにおいて、 TAC群のFAC群に対する優位性が一貫して認められた。
イベント数
HR 0.70、 (95%CI 0.53-0.91)、 p=0.008
OS率 (5年時、 10年時)
10年時 : HR 0.74、 (95%CI 0.61-0.90)、 p=0.0020
HER2陰性かつリンパ節転移陽性の早期乳癌患者の術後療法において、 ドセタキセル+ドキソルビシン+シクロホスファミドの最適な投与スケジュールを評価するために、 逐次レジメン (AC→T療法) と併用レジメン (TAC療法) を比較した第Ⅲ相ランダム化比較試験BCIRG-005の結果より、 両レジメンの有効性が同等であることが示された。
10年時 : p=0.749
サブグループ解析
どの集団においても有効性の差は示唆されなかった。
10年時 : p=0.506
サブグループ解析
どの集団においても有効性の差は示唆されなかった。
最終更新日:2024年7月16日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:公益財団法人 がん研究会 がん研有明病院 薬剤部 平岡 知子先生
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
BCIRG-001試験¹⁾、 BCIRG-005試験³⁾より抜粋
高度催吐性リスクのため、 アプレピタント、 5HT3受容体拮抗薬、 デキサメタゾンを投与
BCIRG-001試験¹⁾²⁾より抜粋
KPSが80%以上で、 手術可能な組織学的に確認された浸潤性乳腺癌の18~70歳の女性
BCIRG-005試験³⁾⁴⁾より抜粋
KPSが80%以上で、 腋窩リンパ節郭清を伴う初回手術 (乳房切除術、 または乳房温存術による腫瘍摘出) を受けた18~70歳の女性
主な有害事象 (カッコ内はGrade3、 4)
注意すべき有害事象 (カッコ内はGrade3、 4)
主な有害事象 (Grade3、 4)
注意すべき有害事象 (Grade3、 4)
腋窩リンパ節転移陽性の乳癌患者において、 TACレジメン (ドセタキセル+ドキソルビシン+シクロホスファミド) の効果を、 FACレジメン (ドキソルビシン+フルオロウラシル+シクロホスファミド) を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験BCIRG-001の結果より、 無病生存期間 (DFS) と全生存期間 (OS) を有意に改善させることが示された。
5年時
HR 0.72、 (95%CI 0.59-0.88)、 p=0.001
10年時
HR 0.80、 (95%CI 0.68-0.93)、 p=0.0043
サブグループ解析
腋窩リンパ節転移の個数、 ホルモン受容体の状態、 HER2/neuの状態を含む、 すべてのサブグループにおいて、 TAC群のFAC群に対する優位性が一貫して認められた。
イベント数
HR 0.70、 (95%CI 0.53-0.91)、 p=0.008
OS率 (5年時、 10年時)
10年時 : HR 0.74、 (95%CI 0.61-0.90)、 p=0.0020
HER2陰性かつリンパ節転移陽性の早期乳癌患者の術後療法において、 ドセタキセル+ドキソルビシン+シクロホスファミドの最適な投与スケジュールを評価するために、 逐次レジメン (AC→T療法) と併用レジメン (TAC療法) を比較した第Ⅲ相ランダム化比較試験BCIRG-005の結果より、 両レジメンの有効性が同等であることが示された。
10年時 : p=0.749
サブグループ解析
どの集団においても有効性の差は示唆されなかった。
10年時 : p=0.506
サブグループ解析
どの集団においても有効性の差は示唆されなかった。
最終更新日:2024年7月16日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:公益財団法人 がん研究会 がん研有明病院 薬剤部 平岡 知子先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
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なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
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