概要
監修医師
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではございません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。 (監修:市立長浜病院呼吸器内科 野口哲男先生)
更新情報:2024.5.19
irAE逆引きマニュアルver4.2へ内容を更新しました
  CRS(サイトカイン放出症候群)を追加

irAE逆引きマニュアルとは

8つの症状 (発熱、 吐き気、 意識レベル低下、 だるさ、 呼吸困難、 腹痛、 頭痛、 手足の脱力) に若干の他症状を追加することで、 疑われるirAE病名を推測する。

使用方法

免疫関連の重要な副作用として8つを取り上げた。 これらの症状があれば、 その他の症状がないか、 表をチェックする。 特に注意すべき症状は青字とした。 当てはまる項目が多ければ、 その病名である確率が高くなる。

免責事項とマニュアルの限界

症状には個人差があり、非典型的な場合もある。 免疫関連の副作用は、 記載の病名が全てではない。 あくまでirAE対策の1つの参考ツールであり、 検査データ、 診察、 画像データなども含めて総合的に診断すること。。

ICIの副作用として予測される症状

発熱

吐き気

だるさ

意識レベル低下

息苦しさ

腹痛

頭痛

手足の脱力

PDFダウンロードはこちら

最新のirAE逆引きマニュアルver4.2は患者さん自身が使用しやすいように医学用語を一般用語に変更しています。 今後使用される場合は、 こちらをご使用ください。 (🔗ダウンロード)

また、 逆引きマニュアルの有用性について報告された原著論文もぜひ参照ください。

野口哲男他; 免疫関連有害事象逆引きマニュアルの有用性. 肺癌. 2021;61:17-23

「つたわる君」について

アストラゼネカ社と野口先生が共同開発したirAEコミニケーションサポートツール 「つたわる君」 をご紹介いたします。

本ツールは、 医療者から免疫チェックポイント阻害薬を使用している患者さんに渡していただき、irAEの早期発見につなげることを目的に作成されています。 アストラゼネカ社の医療関係者向けサイト「MediChannel」 からダウンロードいただけます。

>>ダウンロードはこちら (医療者向け)

使い方の動画はこちら

つたわる君 使い方動画(Full ver)

つたわる君 使い方動画(Short ver

著者情報

最終更新:2024年5月19日

レジメン
irAE 逆引きマニュアル
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
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監修・協力医一覧
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2024年05月19日更新
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更新情報:2024.5.19
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8つの症状 (発熱、 吐き気、 意識レベル低下、 だるさ、 呼吸困難、 腹痛、 頭痛、 手足の脱力) に若干の他症状を追加することで、 疑われるirAE病名を推測する。

使用方法

免疫関連の重要な副作用として8つを取り上げた。 これらの症状があれば、 その他の症状がないか、 表をチェックする。 特に注意すべき症状は青字とした。 当てはまる項目が多ければ、 その病名である確率が高くなる。

免責事項とマニュアルの限界

症状には個人差があり、非典型的な場合もある。 免疫関連の副作用は、 記載の病名が全てではない。 あくまでirAE対策の1つの参考ツールであり、 検査データ、 診察、 画像データなども含めて総合的に診断すること。。

ICIの副作用として予測される症状

発熱

吐き気

だるさ

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また、 逆引きマニュアルの有用性について報告された原著論文もぜひ参照ください。

野口哲男他; 免疫関連有害事象逆引きマニュアルの有用性. 肺癌. 2021;61:17-23

「つたわる君」について

アストラゼネカ社と野口先生が共同開発したirAEコミニケーションサポートツール 「つたわる君」 をご紹介いたします。

本ツールは、 医療者から免疫チェックポイント阻害薬を使用している患者さんに渡していただき、irAEの早期発見につなげることを目的に作成されています。 アストラゼネカ社の医療関係者向けサイト「MediChannel」 からダウンロードいただけます。

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最終更新:2024年5月19日

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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レジメン(irAE・支持療法)

がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。

なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。

また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。