治療スケジュール
概要
監修医師

GEM:Gemcitabine(ジェムザール®)

投与量コース投与日
1,000mg/m² 点滴1~Day1,8

BV:Bevacizumab(アバスチン®)

投与量コース投与日
15mg/kg 点滴1~Day1

その他

1コース21日間。
レジメン
GEM + BV
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

【催吐性】 軽度催吐性
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用法用量

国内第Ⅱ相試験⁵⁾のプロトコル

J Ovarian Res. 2020 Feb 7;13(1):14⁵⁾より作図
電子添文の用法および用量
GEM¹⁾ : 1回1000mg/m²を30分かけて点滴静注し、 週1回投与を3週連続し、 4週目は休薬する。 これを1コースとして投与を繰り返す。
BV³⁾ : 1回10mg/kgを2週間間隔または1回15mg/kgを3週間間隔で点滴静脈内注射する。

投与開始基準

国内第Ⅱ相試験⁵⁾のプロトコル

J Ovarian Res. 2020 Feb 7;13(1):14⁵⁾より作図

減量・休薬・中止基準

国内第Ⅱ相試験⁵⁾のプロトコル

J Ovarian Res. 2020 Feb 7;13(1):14⁵⁾より作図

主な有害事象

国内第Ⅱ相試験⁵⁾

主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)

  • 白血球数減少 73.7% (0%)
  • 好中球数減少 73.7% (47.4%)
  • 貧血 78.9% (10.5%)
  • 血小板数減少 26.3% (5.3%)
  • 悪心 26.3% (0%)
  • 嘔吐 5.3% (0%)
  • 口腔粘膜炎 10.5% (0%)
  • 感覚神経障害  21.1% (0%)
  • 高血圧 52.6% (5.3%)
  • 蛋白尿 63.2% (5.3%)
  • 倦怠感 15.8% (0%)
  • AST/ALT増加 26.3% (10.5%)
  • 血栓塞栓 5.3% (5.3%)
  • 鼻血 5.3% (0%)
  • 間質性肺炎 5.3% (5.3%)
J Ovarian Res. 2020 Feb 7;13(1):14⁵⁾より引用

エキスパートによるワンポイント

国内第Ⅱ相試験⁵⁾の結果

第Ⅱ相試験の結果では、 奏効率42% (8/19名) でした⁵⁾。 主な副作用としては、 骨髄毒性、 高血圧、 蛋白尿です。 第Ⅲ相試験の結果ではないため、 あくまでも参考程度と考えてください。

プラチナ抵抗性再発の卵巣癌に対する選択肢の一つです。

BV投与の検討

また、 短期的効果を高めたい場合 (腫瘍による痛みなどの症状がある場合など) には、 オプションとしてBV追加を考慮してもよいと思います。

BV既治療例に対する、 プラチナ抵抗性再発卵巣癌へのBVの再投与 (Beyond Progression) に関しては、 有効性のエビデンスは証明されていません。

監修: 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

出典

  1. 日本イーライリリー. ジェムザール®電子添文 (2021年8月改訂 第1版) [最終閲覧 : 2024/04/12]
  2. 日本イーライリリー. ジェムザール®適正使用ガイド (2021年10月作成) [最終閲覧 : 2024/6/10]
  3. 中外製薬株式会社. アバスチン®電子添文 (2024年3月改訂 第5版) [最終閲覧 : 2024/6/10]
  4. 中外製薬株式会社. アバスチン®適正使用ガイド (2024年5月作成) [最終閲覧 : 2024/6/10]
  5. A phase II study of the combination chemotherapy of bevacizumab and gemcitabine in women with platinum-resistant recurrent epithelial ovarian, primary peritoneal, or fallopian tube cancer. J Ovarian Res. 2020 Feb 7;13(1):14. PMID: 32028974
最終更新日 : 2024年7月18日
監修医師 : HOKUTO編集部医師監修

レジメン
GEM + BV
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HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
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監修・協力医一覧
レジメン
GEM + BV
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ゲムシタビン (ジェムザール®) + ベバシズマブ (アバスチン®)
2024年07月18日更新

GEM:Gemcitabine(ジェムザール®)

投与量コース投与日
1,000mg/m² 点滴1~Day1,8

BV:Bevacizumab(アバスチン®)

投与量コース投与日
15mg/kg 点滴1~Day1

その他

1コース21日間。

概要

本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

【催吐性】 軽度催吐性
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用法用量

国内第Ⅱ相試験⁵⁾のプロトコル

J Ovarian Res. 2020 Feb 7;13(1):14⁵⁾より作図
電子添文の用法および用量
GEM¹⁾ : 1回1000mg/m²を30分かけて点滴静注し、 週1回投与を3週連続し、 4週目は休薬する。 これを1コースとして投与を繰り返す。
BV³⁾ : 1回10mg/kgを2週間間隔または1回15mg/kgを3週間間隔で点滴静脈内注射する。

投与開始基準

国内第Ⅱ相試験⁵⁾のプロトコル

J Ovarian Res. 2020 Feb 7;13(1):14⁵⁾より作図

減量・休薬・中止基準

国内第Ⅱ相試験⁵⁾のプロトコル

J Ovarian Res. 2020 Feb 7;13(1):14⁵⁾より作図

主な有害事象

国内第Ⅱ相試験⁵⁾

主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)

  • 白血球数減少 73.7% (0%)
  • 好中球数減少 73.7% (47.4%)
  • 貧血 78.9% (10.5%)
  • 血小板数減少 26.3% (5.3%)
  • 悪心 26.3% (0%)
  • 嘔吐 5.3% (0%)
  • 口腔粘膜炎 10.5% (0%)
  • 感覚神経障害  21.1% (0%)
  • 高血圧 52.6% (5.3%)
  • 蛋白尿 63.2% (5.3%)
  • 倦怠感 15.8% (0%)
  • AST/ALT増加 26.3% (10.5%)
  • 血栓塞栓 5.3% (5.3%)
  • 鼻血 5.3% (0%)
  • 間質性肺炎 5.3% (5.3%)
J Ovarian Res. 2020 Feb 7;13(1):14⁵⁾より引用

エキスパートによるワンポイント

国内第Ⅱ相試験⁵⁾の結果

第Ⅱ相試験の結果では、 奏効率42% (8/19名) でした⁵⁾。 主な副作用としては、 骨髄毒性、 高血圧、 蛋白尿です。 第Ⅲ相試験の結果ではないため、 あくまでも参考程度と考えてください。

プラチナ抵抗性再発の卵巣癌に対する選択肢の一つです。

BV投与の検討

また、 短期的効果を高めたい場合 (腫瘍による痛みなどの症状がある場合など) には、 オプションとしてBV追加を考慮してもよいと思います。

BV既治療例に対する、 プラチナ抵抗性再発卵巣癌へのBVの再投与 (Beyond Progression) に関しては、 有効性のエビデンスは証明されていません。

監修: 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

出典

  1. 日本イーライリリー. ジェムザール®電子添文 (2021年8月改訂 第1版) [最終閲覧 : 2024/04/12]
  2. 日本イーライリリー. ジェムザール®適正使用ガイド (2021年10月作成) [最終閲覧 : 2024/6/10]
  3. 中外製薬株式会社. アバスチン®電子添文 (2024年3月改訂 第5版) [最終閲覧 : 2024/6/10]
  4. 中外製薬株式会社. アバスチン®適正使用ガイド (2024年5月作成) [最終閲覧 : 2024/6/10]
  5. A phase II study of the combination chemotherapy of bevacizumab and gemcitabine in women with platinum-resistant recurrent epithelial ovarian, primary peritoneal, or fallopian tube cancer. J Ovarian Res. 2020 Feb 7;13(1):14. PMID: 32028974
最終更新日 : 2024年7月18日
監修医師 : HOKUTO編集部医師監修

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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レジメン(婦人科)

がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。

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