- シスプラチン® (添付文書)
1コース : 21日 (いずれもDay1投与)
CDDP (またはCBDCA)+PEMは2コース6週目までで、 その後CTで評価しSD以上であれば、 Ipi+Nivo維持療法へ移行する。 Nivoは3週間毎に、 Ipiは6週間毎に投与し、 2年間投与を継続する。
なお、 CBDCAのAUCは5で開始してもよい。
未治療のIV期または再発NSCLC患者 (PS 0~1、 EGFR陰性、 ALK陰性) を対象とした、 ニボルマブ+イピリムマブ+2サイクル化学療法の無作為化第III相試験
【有効性】 本レジメン群
- ORR : 38.2%
- mPFS : 6.8ヵ月
- mOS : 15.6ヵ月
- 3年生存率 : 27%
👨⚕️監修医師コメント : CheckMate 9LAとKeyNoteレジメンとの比較を行った第III相試験 (NIPPON試験/JCOG2007) において前者はOS延長がなかった。
PEMの血中濃度が上昇し、 有害事象が増強する可能性があるため、 半減期の長いNSAIDsにおいてはPEM投与5日前から投与2日後の8日間はできるかぎり併用を控えた方が良い。 また、 半減期の短いNSAIDsにおいては軽度から中等度の腎機能障害の場合、 PEM投与2日前から投与2日後の5日間はできるかぎり併用を控えた方が良い。
投与1週間以上前に、 Vit.B12 1000mg 筋注、 葉酸1g日投与。 それぞれVit.B12は9週ごと、 葉酸は毎日継続する。
最終更新日 : 2024年8月24日
監修・作図 : HOKUTO編集部専門医
- シスプラチン® (添付文書)
1コース : 21日 (いずれもDay1投与)
CDDP (またはCBDCA)+PEMは2コース6週目までで、 その後CTで評価しSD以上であれば、 Ipi+Nivo維持療法へ移行する。 Nivoは3週間毎に、 Ipiは6週間毎に投与し、 2年間投与を継続する。
なお、 CBDCAのAUCは5で開始してもよい。
未治療のIV期または再発NSCLC患者 (PS 0~1、 EGFR陰性、 ALK陰性) を対象とした、 ニボルマブ+イピリムマブ+2サイクル化学療法の無作為化第III相試験
【有効性】 本レジメン群
- ORR : 38.2%
- mPFS : 6.8ヵ月
- mOS : 15.6ヵ月
- 3年生存率 : 27%
👨⚕️監修医師コメント : CheckMate 9LAとKeyNoteレジメンとの比較を行った第III相試験 (NIPPON試験/JCOG2007) において前者はOS延長がなかった。
PEMの血中濃度が上昇し、 有害事象が増強する可能性があるため、 半減期の長いNSAIDsにおいてはPEM投与5日前から投与2日後の8日間はできるかぎり併用を控えた方が良い。 また、 半減期の短いNSAIDsにおいては軽度から中等度の腎機能障害の場合、 PEM投与2日前から投与2日後の5日間はできるかぎり併用を控えた方が良い。
投与1週間以上前に、 Vit.B12 1000mg 筋注、 葉酸1g日投与。 それぞれVit.B12は9週ごと、 葉酸は毎日継続する。
最終更新日 : 2024年8月24日
監修・作図 : HOKUTO編集部専門医
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。