非ステロイド性アロマターゼ阻害薬
- アリミデックス® (添付文書)
- フェマーラ® (添付文書)
ステロイド性アロマターゼ阻害薬
- アロマシン® (添付文書)
1日1回1mg 経口投与
1日1回2.5mg 経口投与
1日1回25mg 経口投与 (食後)
アロマターゼ阻害薬は、 主に閉経後の内分泌療法として使用され、 ステロイド性 (エキセメスタン) と非ステロイド性 (レトロゾール、 アナストロゾール) に分かれる。
閉経前であってもLH-RHアゴニスト併用下で非ステロイド性アロマターゼ阻害薬が使用されることがあるが、 添付文書上保険適応外である²⁾。
閉経後ホルモン受容体陽性乳癌に対する術後内分泌療法として、 アロマターゼ阻害薬はタモキシフェンに比較し、 乳癌再発を20%減少させ、 乳癌死亡を15%減少させる。
代表的な有害事象として、 ホットフラッシュ、 骨密度低下、 関節痛、 脂質代謝異常などが挙げられる。 アロマターゼ阻害薬内服中は定期的に骨密度を測定する。
関節痛は、 内服患者の約1/3に認められ、 内服開始頃から出現する。 症状緩和には運動療法やNSAIDsなどが有効とされている。 これらで対応が困難な強い症状の場合は、 休薬後に別のアロマターゼ阻害薬などへの変更を考慮する。
最終更新日 : 2024年12月12日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師
執筆 : NTT東日本関東病院 薬剤部 兼平暖先生
非ステロイド性アロマターゼ阻害薬
- アリミデックス® (添付文書)
- フェマーラ® (添付文書)
ステロイド性アロマターゼ阻害薬
- アロマシン® (添付文書)
1日1回1mg 経口投与
1日1回2.5mg 経口投与
1日1回25mg 経口投与 (食後)
アロマターゼ阻害薬は、 主に閉経後の内分泌療法として使用され、 ステロイド性 (エキセメスタン) と非ステロイド性 (レトロゾール、 アナストロゾール) に分かれる。
閉経前であってもLH-RHアゴニスト併用下で非ステロイド性アロマターゼ阻害薬が使用されることがあるが、 添付文書上保険適応外である²⁾。
閉経後ホルモン受容体陽性乳癌に対する術後内分泌療法として、 アロマターゼ阻害薬はタモキシフェンに比較し、 乳癌再発を20%減少させ、 乳癌死亡を15%減少させる。
代表的な有害事象として、 ホットフラッシュ、 骨密度低下、 関節痛、 脂質代謝異常などが挙げられる。 アロマターゼ阻害薬内服中は定期的に骨密度を測定する。
関節痛は、 内服患者の約1/3に認められ、 内服開始頃から出現する。 症状緩和には運動療法やNSAIDsなどが有効とされている。 これらで対応が困難な強い症状の場合は、 休薬後に別のアロマターゼ阻害薬などへの変更を考慮する。
最終更新日 : 2024年12月12日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師
執筆 : NTT東日本関東病院 薬剤部 兼平暖先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。