本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
中程度催吐性リスクのため、 デキサメタゾン、 5HT3受容体拮抗薬を前投薬で使用
TRYPHAENA試験¹⁾より抜粋 (HER2+早期乳癌、 術前補助化学療法)
18歳以上で、 HER2+乳癌と診断されたPS0、 1、 LVEF≧55%の患者
KRISTINE試験³⁾より抜粋 (術前補助化学療法)
18歳以上でPS0、 1のHER2+のステージII~IIIの手術可能な乳癌の患者
APHINITY試験³⁾より抜粋 (術後療法)
18歳以上で、 乳房全摘術または乳房温存手術を受けたPS0、 1の患者
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
注意すべき有害事象
Grade3以上の有害事象データを一部引用
主な有害事象
HER2陽性の局所進行性、 炎症性または早期乳癌患者の術前療法において、 トラスツズマブ+ペルツズマブ+標準化学療法の併用療法の忍容性を検証した第Ⅱ相ランダム化比較試験TRYPHAENAの結果より、 症候性左室収縮機能障害 (LVSD) の発生率は低く、 併用療法の有効性が示された。
HR 0.27 (95%CI 0.11-0.64)
ホルモン受容体陽性患者に比べてホルモン受容体陰性患者で高かった。
CRを達成した患者の割合
根治手術を受け、 組織学的に浸潤性HER2陽性と確認された乳癌患者において、 術後療法におけるペルツズマブ+トラスツズマブ+化学療法の効果を、 プラセボ+トラスツズマブ+化学療法を対照に検証した第Ⅲ相二重盲検無作為化比較試験APHINITYの結果より、 浸潤性疾患のない生存期間 (IDFS) に対する有効性が示された。
HR 0.76 (95%CI 0.64-0.91)
初回IDFSイベントの大半は遠隔再発であり、 ペルツズマブ群 (5.9%) ではプラセボ群 (7.7%) よりも遠隔再発が少なかった。
リンパ節転移陽性患者
リンパ節転移陰性患者
HR 0.82 (95%CI 0.68-0.99)、 p=0.043
HR 0.85 (95%CI 0.67-1.07)、 p=0.17
HR 0.79 (95%CI 0.63-0.99)、 p=0.043
HR 0.82 (95%CI 0.64-1.04)、p=0.101
最終更新日:2024年3月25日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:公益財団法人 がん研究会 がん研有明病院 薬剤部 平岡 知子先生
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
中程度催吐性リスクのため、 デキサメタゾン、 5HT3受容体拮抗薬を前投薬で使用
TRYPHAENA試験¹⁾より抜粋 (HER2+早期乳癌、 術前補助化学療法)
18歳以上で、 HER2+乳癌と診断されたPS0、 1、 LVEF≧55%の患者
KRISTINE試験³⁾より抜粋 (術前補助化学療法)
18歳以上でPS0、 1のHER2+のステージII~IIIの手術可能な乳癌の患者
APHINITY試験³⁾より抜粋 (術後療法)
18歳以上で、 乳房全摘術または乳房温存手術を受けたPS0、 1の患者
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
注意すべき有害事象
Grade3以上の有害事象データを一部引用
主な有害事象
HER2陽性の局所進行性、 炎症性または早期乳癌患者の術前療法において、 トラスツズマブ+ペルツズマブ+標準化学療法の併用療法の忍容性を検証した第Ⅱ相ランダム化比較試験TRYPHAENAの結果より、 症候性左室収縮機能障害 (LVSD) の発生率は低く、 併用療法の有効性が示された。
HR 0.27 (95%CI 0.11-0.64)
ホルモン受容体陽性患者に比べてホルモン受容体陰性患者で高かった。
CRを達成した患者の割合
根治手術を受け、 組織学的に浸潤性HER2陽性と確認された乳癌患者において、 術後療法におけるペルツズマブ+トラスツズマブ+化学療法の効果を、 プラセボ+トラスツズマブ+化学療法を対照に検証した第Ⅲ相二重盲検無作為化比較試験APHINITYの結果より、 浸潤性疾患のない生存期間 (IDFS) に対する有効性が示された。
HR 0.76 (95%CI 0.64-0.91)
初回IDFSイベントの大半は遠隔再発であり、 ペルツズマブ群 (5.9%) ではプラセボ群 (7.7%) よりも遠隔再発が少なかった。
リンパ節転移陽性患者
リンパ節転移陰性患者
HR 0.82 (95%CI 0.68-0.99)、 p=0.043
HR 0.85 (95%CI 0.67-1.07)、 p=0.17
HR 0.79 (95%CI 0.63-0.99)、 p=0.043
HR 0.82 (95%CI 0.64-1.04)、p=0.101
最終更新日:2024年3月25日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:公益財団法人 がん研究会 がん研有明病院 薬剤部 平岡 知子先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
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なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。