電子添文¹⁾の用法および用量
成人は100mg/回、小児は100mg/m²/回を1日2回経口投与 (100mg/回を超えないこと)
全大腸癌の0.2%であり、 NTRK阻害薬の対象となる症例のスクリーニングが重要である。
大腸癌において、 NTRK融合遺伝子陽性例は、 MSS (0–23.1%) よりもMSI-H (11–76.9%) に多いことが報告されており³⁾⁴⁾、 特にMSI-H例ではがん遺伝子プロファイル検査を検討する。
大腸癌治療ガイドラインで、EntrectinibとLarotrectinibは、 NTRK融合遺伝子陽性大腸癌既治療例の標準治療である⁵⁾。
ENTRはFoundationOneCDx®およびFounadtionOneLiquidCDx®、 LAROは、 FoundationOneCDx®のみとなっている。
稀少な対象であり、 両薬剤の有効性の差について検討した報告はない。 Larotrectinibはカプセルと液剤の剤型がある。
NAVIGATE試験³⁾のプロトコル
電子添文¹⁾の基準
初回基準量と減量レベル
J Natl Cancer Inst. 2017 Dec 1;109(12).
12歳以上のNTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌患者116例を対象に、 ラロトレクチニブの有効性および安全性の評価を目的とした多施設共同、 非盲検、 非対照、 第Ⅱ相試験 (バスケット試験)。
主な有害事象
最終更新日 : 2024年12月6日
執筆医 : 静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 川上 武志先生
監修医師 : 神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生
電子添文¹⁾の用法および用量
成人は100mg/回、小児は100mg/m²/回を1日2回経口投与 (100mg/回を超えないこと)
全大腸癌の0.2%であり、 NTRK阻害薬の対象となる症例のスクリーニングが重要である。
大腸癌において、 NTRK融合遺伝子陽性例は、 MSS (0–23.1%) よりもMSI-H (11–76.9%) に多いことが報告されており³⁾⁴⁾、 特にMSI-H例ではがん遺伝子プロファイル検査を検討する。
大腸癌治療ガイドラインで、EntrectinibとLarotrectinibは、 NTRK融合遺伝子陽性大腸癌既治療例の標準治療である⁵⁾。
ENTRはFoundationOneCDx®およびFounadtionOneLiquidCDx®、 LAROは、 FoundationOneCDx®のみとなっている。
稀少な対象であり、 両薬剤の有効性の差について検討した報告はない。 Larotrectinibはカプセルと液剤の剤型がある。
NAVIGATE試験³⁾のプロトコル
電子添文¹⁾の基準
初回基準量と減量レベル
J Natl Cancer Inst. 2017 Dec 1;109(12).
12歳以上のNTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌患者116例を対象に、 ラロトレクチニブの有効性および安全性の評価を目的とした多施設共同、 非盲検、 非対照、 第Ⅱ相試験 (バスケット試験)。
主な有害事象
最終更新日 : 2024年12月6日
執筆医 : 静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 川上 武志先生
監修医師 : 神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。