【催吐性】 軽度催吐性
【FN発症】高リスク (>20%)
電子添文¹⁾の用法および用量
1日1回1.5mg/m²を5日間連日点滴静注し、 少なくとも16日間休薬
- DEX 6.6mg (day1~2)+生食 100ml
- DEX 3.3mg (day3~5)+生食 100ml
- Nogitecan1.5mg/m² + 生食 100mL (day1~5、 30分)
電子添文¹⁾の基準
白金製剤を含む化学療法施行後の症例を対象とし、 白金製剤に対する感受性を考慮してノギテカン以外の治療法を慎重に検討した上で、 投与を開始
適正使用ガイド²⁾の基準
電子添文¹⁾の基準
腎障害 (CrCl 20~39mL/分) のある患者では、 初回投与量は通常用量の半量
初回基準量と増減量レベル
対象: 第一選択のプラチナベースの化学療法後に再発または化学療法に未反応の上皮性卵巣癌患者474例
方法: PLD群 vs Nogitecan群
【有効性】Nogitecan群
【安全性】主な有害事象
奏効率 (RR) はTopotecan17.0%、 PLD19.7%と有意差はなく、 無増悪生存期間 (PFS) も差はありませんでした。 また、 サブグループ解析で、 プラチナ抵抗性患者での、 全生存期間 (OS)も両者に有意差はありませんでした。 Topotecanは、 PLDやGEMと並んで、 プラチナ抵抗性卵巣癌の一つの選択肢となると思います。
Topotecanの副作用の主なものは、 骨髄毒性になります。 トポイソメラーゼI阻害剤、 カンプトテシン系の薬剤でありますが、 同じカンプトテシン系の薬剤のイリノテカン (CPT-11) と比べると下痢がないのが特徴です。 投与は、 5日間連日投与になりますが、 非血液毒性 (吐き気、 下痢など) は少ないので、 外来投与が可能です。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
【催吐性】 軽度催吐性
【FN発症】高リスク (>20%)
電子添文¹⁾の用法および用量
1日1回1.5mg/m²を5日間連日点滴静注し、 少なくとも16日間休薬
- DEX 6.6mg (day1~2)+生食 100ml
- DEX 3.3mg (day3~5)+生食 100ml
- Nogitecan1.5mg/m² + 生食 100mL (day1~5、 30分)
電子添文¹⁾の基準
白金製剤を含む化学療法施行後の症例を対象とし、 白金製剤に対する感受性を考慮してノギテカン以外の治療法を慎重に検討した上で、 投与を開始
適正使用ガイド²⁾の基準
電子添文¹⁾の基準
腎障害 (CrCl 20~39mL/分) のある患者では、 初回投与量は通常用量の半量
初回基準量と増減量レベル
対象: 第一選択のプラチナベースの化学療法後に再発または化学療法に未反応の上皮性卵巣癌患者474例
方法: PLD群 vs Nogitecan群
【有効性】Nogitecan群
【安全性】主な有害事象
奏効率 (RR) はTopotecan17.0%、 PLD19.7%と有意差はなく、 無増悪生存期間 (PFS) も差はありませんでした。 また、 サブグループ解析で、 プラチナ抵抗性患者での、 全生存期間 (OS)も両者に有意差はありませんでした。 Topotecanは、 PLDやGEMと並んで、 プラチナ抵抗性卵巣癌の一つの選択肢となると思います。
Topotecanの副作用の主なものは、 骨髄毒性になります。 トポイソメラーゼI阻害剤、 カンプトテシン系の薬剤でありますが、 同じカンプトテシン系の薬剤のイリノテカン (CPT-11) と比べると下痢がないのが特徴です。 投与は、 5日間連日投与になりますが、 非血液毒性 (吐き気、 下痢など) は少ないので、 外来投与が可能です。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。