【1コース】4週間
【催吐性】 最小度催吐性
【FN発症】低リスク
1回1500mgを4週間間隔で60分間以上かけて点滴静注する。 投与期間は24ヵ月間までとする。
N Engl J Med. 2024;391(14):1313-27.
根治的化学放射線療法後に疾患進行が認められなかったLD-SCLCに対する抗PD-1抗体デュルバルマブ±抗CTLA-4抗体トレメリムマブ地固めの有効性および安全性について、 プラセボを対照に検証した第Ⅲ相国際共同二重盲検無作為比較試験ADRIATICの初回中間解析より、 デュルバルマブ単剤 vs プラセボの結果が報告された
【有効性】デュルバルマブ群の結果
- mPFS : 16.6ヵ月
- mOS : 55.9ヵ月
【安全性】デュルバルマブ群の結果
- Grade3/4の有害事象 : 24.4%
- 有害事象による治療中止割合 : 16.4%
- 死亡に至った治療関連有害事象 : 2.7%
- Grade3/4の肺炎/放射線肺炎 : 3.1%
小細胞肺癌は、 肺癌全体の約10~15%を占め、 増殖速度が速く早期にリンパ節転移や遠隔転移を認める悪性度の高い腫瘍である。 限局型 (limited disease;LD) と進展型 (extensive disease;ED) に大別されるが、 LD-SCLC患者においては、 標準治療である白金系抗悪性腫瘍剤及びエトポシドを用いた同時化学放射線療法を行い治療初期に奏効しても、 75~80%に再発が認められ、 予後は不良とされていた。
1) アストラゼネカ株式会社 イミフィンジ®︎ 点滴静注添付文書 2025年3月改訂第8版 [最終閲覧 2025/3/27]
1) アストラゼネカ株式会社 「イミフィンジ®︎ イジュド®︎適正使用ガイド」 2025年3月掲載 [最終閲覧 2025/3/27]
3) 日本肺癌学会. 肺癌診療ガイドライン-悪性胸膜中皮腫・ 胸腺腫瘍含む-2023年版
最終更新日 : 2025年3月27日
監修:HOKUTO編集部医師監修
【1コース】4週間
【催吐性】 最小度催吐性
【FN発症】低リスク
1回1500mgを4週間間隔で60分間以上かけて点滴静注する。 投与期間は24ヵ月間までとする。
N Engl J Med. 2024;391(14):1313-27.
根治的化学放射線療法後に疾患進行が認められなかったLD-SCLCに対する抗PD-1抗体デュルバルマブ±抗CTLA-4抗体トレメリムマブ地固めの有効性および安全性について、 プラセボを対照に検証した第Ⅲ相国際共同二重盲検無作為比較試験ADRIATICの初回中間解析より、 デュルバルマブ単剤 vs プラセボの結果が報告された
【有効性】デュルバルマブ群の結果
- mPFS : 16.6ヵ月
- mOS : 55.9ヵ月
【安全性】デュルバルマブ群の結果
- Grade3/4の有害事象 : 24.4%
- 有害事象による治療中止割合 : 16.4%
- 死亡に至った治療関連有害事象 : 2.7%
- Grade3/4の肺炎/放射線肺炎 : 3.1%
小細胞肺癌は、 肺癌全体の約10~15%を占め、 増殖速度が速く早期にリンパ節転移や遠隔転移を認める悪性度の高い腫瘍である。 限局型 (limited disease;LD) と進展型 (extensive disease;ED) に大別されるが、 LD-SCLC患者においては、 標準治療である白金系抗悪性腫瘍剤及びエトポシドを用いた同時化学放射線療法を行い治療初期に奏効しても、 75~80%に再発が認められ、 予後は不良とされていた。
1) アストラゼネカ株式会社 イミフィンジ®︎ 点滴静注添付文書 2025年3月改訂第8版 [最終閲覧 2025/3/27]
1) アストラゼネカ株式会社 「イミフィンジ®︎ イジュド®︎適正使用ガイド」 2025年3月掲載 [最終閲覧 2025/3/27]
3) 日本肺癌学会. 肺癌診療ガイドライン-悪性胸膜中皮腫・ 胸腺腫瘍含む-2023年版
最終更新日 : 2025年3月27日
監修:HOKUTO編集部医師監修
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。