イリノテカン塩酸塩水和物 (トポテシン®)
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
トポテシン® (添付文書)
悪心・嘔吐予防
Day8:デキサメタゾン3.3mg/mL 2mL+パロノセトロン0.75mg 50mL
WJOG4007試験¹⁾より抜粋
組織学的に転移または再発が確認された20~75歳の胃腺癌患者
RINDBeRG試験²⁾より抜粋
以下に該当する患者
WJOG4007試験¹⁾より抜粋
初回基準量と減量レベル
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)¹⁾
主な有害事象
主な有害事象
注意すべき有害事象
高齢やPS2症例など忍容性に懸念があり、 120〜150mg/m²での導入に悩む症例は、 100mg/m²のweekly投与で導入する方法もある。 ただし、 3〜4回投与した場合は、 少なくとも2週間休薬を要す。
1次治療抵抗性の再発または転移性胃癌患者において、 パクリタキセルまたはイリノテカンによる2次治療の効果を比較検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験WJOG4007の結果より、 両群間で全生存期間 (OS) に有意差は認められず、 どちらも再発または転移性胃癌患者の2次治療として妥当な選択肢であることが示された。
HR 1.13 (95%CI 0.86-1.49)、 p=0.38
サブグループ解析
パクリタキセル群はほぼ全てのサブグループでわずかな優位性が認められたが、 有意な結果は得られなかった。
HR 1.14 (95%CI 0.88-1.49)、 p=0.33
p=0.24
p=0.001
3) 日本胃癌学会. 胃癌治療ガイドライン医師用2021年7月改訂 第6版
最終更新日:2024年3月13日
執筆医:静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 川上 武志先生
監修医師:神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
150mg/m² 点滴 | 1~ | Day1 |
1コース14日間。 |
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
トポテシン® (添付文書)
悪心・嘔吐予防
Day8:デキサメタゾン3.3mg/mL 2mL+パロノセトロン0.75mg 50mL
WJOG4007試験¹⁾より抜粋
組織学的に転移または再発が確認された20~75歳の胃腺癌患者
RINDBeRG試験²⁾より抜粋
以下に該当する患者
WJOG4007試験¹⁾より抜粋
初回基準量と減量レベル
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)¹⁾
主な有害事象
主な有害事象
注意すべき有害事象
高齢やPS2症例など忍容性に懸念があり、 120〜150mg/m²での導入に悩む症例は、 100mg/m²のweekly投与で導入する方法もある。 ただし、 3〜4回投与した場合は、 少なくとも2週間休薬を要す。
1次治療抵抗性の再発または転移性胃癌患者において、 パクリタキセルまたはイリノテカンによる2次治療の効果を比較検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験WJOG4007の結果より、 両群間で全生存期間 (OS) に有意差は認められず、 どちらも再発または転移性胃癌患者の2次治療として妥当な選択肢であることが示された。
HR 1.13 (95%CI 0.86-1.49)、 p=0.38
サブグループ解析
パクリタキセル群はほぼ全てのサブグループでわずかな優位性が認められたが、 有意な結果は得られなかった。
HR 1.14 (95%CI 0.88-1.49)、 p=0.33
p=0.24
p=0.001
3) 日本胃癌学会. 胃癌治療ガイドライン医師用2021年7月改訂 第6版
最終更新日:2024年3月13日
執筆医:静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 川上 武志先生
監修医師:神奈川県立がんセンター消化器内科部長 町田望先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。