イピリムマブ (ヤーボイ®)+ニボルマブ (オプジーボ®)
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
上記を4コース終了後以下のいずれかを選択
18歳以上の未治療の進行性腎細胞癌 (clear-cell成分を含む)でKarnofsky PSが≧70の患者
関連コンテンツ:KPS (Karnofsky Performance Scale)
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
注意すべき有害事象
IMDC分類でIntermadiateおよびPoorリスクの症例に対し効果が認められ保険適応対象である。
1次治療の免疫併用療法の中ではもっともDuration of responseが長いレジメンである。 一方、 奏効せず初回効果判定でPDとなる症例は20%ほど存在し、 他レジメンに比べると注意が必要となる。
未治療の進行性または転移性の淡明細胞型腎細胞癌において、 免疫チェックポイント阻害剤のイピリムマブ (抗CTLA-4抗体)とニボルマブ (抗PD-1抗体) の併用療法は、 スニチニブに対する有益性が示された。
Intermediate/Poorリスク患者
HR 0.66 (95%CI 0.54-0.80)、 p<0.0001
全患者
HR 0.71 (95%CI 0.59-0.86)、 p<0.01
Intermediate/Poorリスク患者
HR 0.77 (95%CI 0.65-0.90)、 p<0.01
全患者
HR 0.85 (95%CI 0.73-0.98)、p=0.03
イピリムマブ+ニボルマブ群では各リスク群で同等であったが、 スニチニブ群では予後不良患者でORRは低かった。
Intermediate/Poorリスク患者
p<0.01
全患者
p=0.02
更新日:2023年10月10日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
上記を4コース終了後以下のいずれかを選択
18歳以上の未治療の進行性腎細胞癌 (clear-cell成分を含む)でKarnofsky PSが≧70の患者
関連コンテンツ:KPS (Karnofsky Performance Scale)
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
注意すべき有害事象
IMDC分類でIntermadiateおよびPoorリスクの症例に対し効果が認められ保険適応対象である。
1次治療の免疫併用療法の中ではもっともDuration of responseが長いレジメンである。 一方、 奏効せず初回効果判定でPDとなる症例は20%ほど存在し、 他レジメンに比べると注意が必要となる。
未治療の進行性または転移性の淡明細胞型腎細胞癌において、 免疫チェックポイント阻害剤のイピリムマブ (抗CTLA-4抗体)とニボルマブ (抗PD-1抗体) の併用療法は、 スニチニブに対する有益性が示された。
Intermediate/Poorリスク患者
HR 0.66 (95%CI 0.54-0.80)、 p<0.0001
全患者
HR 0.71 (95%CI 0.59-0.86)、 p<0.01
Intermediate/Poorリスク患者
HR 0.77 (95%CI 0.65-0.90)、 p<0.01
全患者
HR 0.85 (95%CI 0.73-0.98)、p=0.03
イピリムマブ+ニボルマブ群では各リスク群で同等であったが、 スニチニブ群では予後不良患者でORRは低かった。
Intermediate/Poorリスク患者
p<0.01
全患者
p=0.02
更新日:2023年10月10日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。