概要
監修医師
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

【催吐性】 軽度催吐性

ドキシル® (添付文書¹⁾)

>> Liposomal Doxorubicin (PLD)+BVはこちら

用法用量

電子添文¹⁾の用法及び用量

1日1回50mg/m²を1mg/分の速度で静脈内投与し、 その後4週間休薬

ドキシル®電子添文 (2024年1月改訂 第1版)¹⁾より作図、 引用

減量・休薬・中止基準

電子添文¹⁾の基準

ドキシル®電子添文 (2024年1月改訂 第1版)¹⁾より作図

主な有害事象

国際第Ⅲ相試験²⁾

主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)

  • 下痢 1.0% (0%)
  • 便秘 9.4% (2.1%)
  • 倦怠感 22.9% (1.0%)
  • 手足症候群 19.8% (10.4%)
  • 悪心/嘔吐 12.5% (4.2%)
  • 口腔粘膜炎 15.6% (3.1%)
  • 好中球数減少 18.8% (18.8%)
  • 血小板数減少 5.2% (5.2%)
  • 貧血 2.1% (2.1%)
  • 発熱性好中球減少症 4.2% (4.2%)
J Clin Oncol. 2007 Jul 1;25(19):2811-8より引用

エキスパートによるワンポイント

プラチナ抵抗性再発卵巣癌の選択肢

選択肢となるレジメンは、 PLD療法をはじめ複数存在しますが、 どのレジメンが最もよいのかは、 結論が得られていません。

本レジメンにおいては、 プラチナ抵抗性再発卵巣がん患者に対する第Ⅱ相試験の結果、 29% (8/28人) の奏効率を認めています。

治療のベネフィットと患者との意思決定

また、 BSC (Best supportive care) との比較も行われていませんので、 プラチナ抵抗性再発卵巣癌に対して、 化学療法を行うことのベネフィットも示されていないとも言えます。

プラチナ抵抗性再発卵巣癌患者さんに、 どのレジメンを使用するかは、 副作用のプロファイル、 投与スケジュールなどを考慮して、 患者さんと相談しながら、 考えていくのがよいと思います。

監修 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

出典

  1. バクスター. ドキシル®電子添文 (2024年1月改訂 第1版) [最終閲覧 : 2024/03/26]
  2. Randomized phase III trial of gemcitabine compared with pegylated liposomal doxorubicin in patients with platinum-resistant ovarian cancer. J Clin Oncol. 2007 Jul 1;25(19):2811-8. PMID: 17602086
最終更新日 : 2024年5月17日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師

レジメン
Liposomal Doxorubicin (PLD)
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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Liposomal Doxorubicin (PLD)
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リポソーム化ドキソルビシン (ドキシル®)
2024年05月17日更新
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【催吐性】 軽度催吐性

ドキシル® (添付文書¹⁾)

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用法用量

電子添文¹⁾の用法及び用量

1日1回50mg/m²を1mg/分の速度で静脈内投与し、 その後4週間休薬

ドキシル®電子添文 (2024年1月改訂 第1版)¹⁾より作図、 引用

減量・休薬・中止基準

電子添文¹⁾の基準

ドキシル®電子添文 (2024年1月改訂 第1版)¹⁾より作図

主な有害事象

国際第Ⅲ相試験²⁾

主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)

  • 下痢 1.0% (0%)
  • 便秘 9.4% (2.1%)
  • 倦怠感 22.9% (1.0%)
  • 手足症候群 19.8% (10.4%)
  • 悪心/嘔吐 12.5% (4.2%)
  • 口腔粘膜炎 15.6% (3.1%)
  • 好中球数減少 18.8% (18.8%)
  • 血小板数減少 5.2% (5.2%)
  • 貧血 2.1% (2.1%)
  • 発熱性好中球減少症 4.2% (4.2%)
J Clin Oncol. 2007 Jul 1;25(19):2811-8より引用

エキスパートによるワンポイント

プラチナ抵抗性再発卵巣癌の選択肢

選択肢となるレジメンは、 PLD療法をはじめ複数存在しますが、 どのレジメンが最もよいのかは、 結論が得られていません。

本レジメンにおいては、 プラチナ抵抗性再発卵巣がん患者に対する第Ⅱ相試験の結果、 29% (8/28人) の奏効率を認めています。

治療のベネフィットと患者との意思決定

また、 BSC (Best supportive care) との比較も行われていませんので、 プラチナ抵抗性再発卵巣癌に対して、 化学療法を行うことのベネフィットも示されていないとも言えます。

プラチナ抵抗性再発卵巣癌患者さんに、 どのレジメンを使用するかは、 副作用のプロファイル、 投与スケジュールなどを考慮して、 患者さんと相談しながら、 考えていくのがよいと思います。

監修 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生

出典

  1. バクスター. ドキシル®電子添文 (2024年1月改訂 第1版) [最終閲覧 : 2024/03/26]
  2. Randomized phase III trial of gemcitabine compared with pegylated liposomal doxorubicin in patients with platinum-resistant ovarian cancer. J Clin Oncol. 2007 Jul 1;25(19):2811-8. PMID: 17602086
最終更新日 : 2024年5月17日
監修医師 : HOKUTO編集部監修医師

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