本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
APT試験¹⁾より抜粋
12週投与後、 トラスツズマブ(週1回2mg/kgまたは3週に1回6mg/kg)を40週間投与
パクリタキセルによる過敏症予防を目的としてデキサメタゾン*、 抗ヒスタミン薬 (ジフェンヒドラミン50mg内服、 またはd-クロルフェニラミン5mg静注) 、 H2受容体拮抗薬を投与する。
APT試験¹⁾より抜粋
18歳以上で、 HER2陽性乳癌と診断されたPS0、 1の患者
腫瘍径の小さなHER2陽性乳癌患者において、 トラスツズマブ+パクリタキセルによる術後療法の効果を検証した単群コホートの第Ⅱ相試験APTの結果より、 長期予後が良好であることが示された。
HER2を過剰発現する進行性転移性乳癌に対し、 従来の化学療法へのトラスツズマブ上乗せ効果を化学療法単独を対照に検証した第III相ランダム化比較試験H0648gの結果より、 無増悪期間 (TTP) に対する有効性が示された。
RR 0.51 (95%CI 0.41-0.63)、 p<0.001
シクロホスファミド投与集団
RR 0.62 (95%CI 0.47-0.81)、 p<0.001
パクリタキセル投与集団
RR 0.38 (95%CI 0.27-0.53)、 p<0.001
p<0.001
p<0.001
RR 0.58 (95%CI 0.47-0.70)、 p<0.001
RR 0.80 (95%CI 0.64-1.00)、 p=0.046
chemo単独群では、 病勢進行後にトラスツズマブの非盲検投与を受けた患者も含まれた。
OSのサブグループ解析
IHCが3+の患者は、 2+の患者よりもトラスツズマブによる効果が大きかった。
最終更新日:2024年1月29日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:NTT東日本関東病院 薬剤部 兼平 暖先生
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
APT試験¹⁾より抜粋
12週投与後、 トラスツズマブ(週1回2mg/kgまたは3週に1回6mg/kg)を40週間投与
パクリタキセルによる過敏症予防を目的としてデキサメタゾン*、 抗ヒスタミン薬 (ジフェンヒドラミン50mg内服、 またはd-クロルフェニラミン5mg静注) 、 H2受容体拮抗薬を投与する。
APT試験¹⁾より抜粋
18歳以上で、 HER2陽性乳癌と診断されたPS0、 1の患者
腫瘍径の小さなHER2陽性乳癌患者において、 トラスツズマブ+パクリタキセルによる術後療法の効果を検証した単群コホートの第Ⅱ相試験APTの結果より、 長期予後が良好であることが示された。
HER2を過剰発現する進行性転移性乳癌に対し、 従来の化学療法へのトラスツズマブ上乗せ効果を化学療法単独を対照に検証した第III相ランダム化比較試験H0648gの結果より、 無増悪期間 (TTP) に対する有効性が示された。
RR 0.51 (95%CI 0.41-0.63)、 p<0.001
シクロホスファミド投与集団
RR 0.62 (95%CI 0.47-0.81)、 p<0.001
パクリタキセル投与集団
RR 0.38 (95%CI 0.27-0.53)、 p<0.001
p<0.001
p<0.001
RR 0.58 (95%CI 0.47-0.70)、 p<0.001
RR 0.80 (95%CI 0.64-1.00)、 p=0.046
chemo単独群では、 病勢進行後にトラスツズマブの非盲検投与を受けた患者も含まれた。
OSのサブグループ解析
IHCが3+の患者は、 2+の患者よりもトラスツズマブによる効果が大きかった。
最終更新日:2024年1月29日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:NTT東日本関東病院 薬剤部 兼平 暖先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
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