治療スケジュール
概要
監修医師

テムシロリムス:テムシロリムス(トーリセル®)

投与量コース投与日
25mg 点滴1~Day1

その他

1コース1週間。

関連する薬剤情報

トーリセル点滴静注液25mg
抗悪性腫瘍薬 > mTOR阻害薬
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌。
レジメン
Temsirolimus
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

薬剤情報

トーリセル® (添付文書 / 適正使用情報*)

*ファーザー株式会社の外部サイトへ遷移します

用法用量

投与開始基準

2217-AP試験、 304-WW試験の基準を参考に設定

減量・休薬・中止基準

初回基準量と減量レベル

 一度減量した場合には、 再増量不可

主な有害事象

NCT00065468試験¹⁾

有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)

主な有害事象

  • 貧血 21.6% (9.6%)
  • 血小板減少症 6.7% (0.5%)
  • 好中球減少 3.4% (1.4%)
  • 白血球減少症 2.9% (0.5%)
  • 吐き気 17.8% (1.0%)
  • 末梢性浮腫 13.0% (1.0%)
  • 下痢 13.0% (0.5%)
  • 発熱 11.5% (0.5%)
  • 便秘 9.6% (0%)
  • 嘔吐 9.1% (1.0%)
  • 体重減少 9.1% (0.5%)

注意すべき有害事象

  • 脂質異常症 13.0% (1.4%)
  • 高血糖 12.5% (5.3%)
  • 高コレステロール血症 11.5% (0.5%)

特徴と注意点

MSKCCリスク分類のPoor riskにおいてインターフェロン療法との比較でOSの延長を示したmTOR阻害薬であり、 毎週経静脈投与する。

注意すべき有害事象

  • 口腔粘膜炎:治療開始時より含嗽や歯科受診による積極的な口腔ケアに心がける。
  • 高血糖や高脂血症などの代謝異常
  • 貧血:長期投与で問題となりやすい

間質性肺疾患の臨床症状のない画像所見のみの場合 (CTCAE Grade1相当) mTOR阻害薬は休薬する必要はないことに注意する。

関連する臨床試験|NCT00065468試験¹⁾

未治療の進行性または転移性腎細胞癌患者において、 テムシロリムス投与およびインターフェロンα (IFN-α) とテムシロリムス併用療法の効果を、 IFN-α単独投与を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験の結果より、 テムシロリムス単独投与の全生存期間 (OS) に対する有益性が示された。

>>臨床試験の詳細をみる

OS中央値

  • テムシロリムス群 :10.9ヵ月
(95%CI 8.6-12.7ヵ月)
  • IFN-α群 :7.3ヵ月
(95%CI 6.1-8.8ヵ月)
  • テムシロリムス+IFN-α群 :8.4ヵ月
(95%CI 6.6-10.3ヵ月)

PFS中央値

  • テムシロリムス群:3.8ヵ月
(95%CI 3.6-5.2ヵ月)
  • IFN-α群:1.9ヵ月
(95%CI 1.9-2.2ヵ月)
  • テムシロリムス+IFN-α群 :3.7ヶ月
(95%CI 2.9-4.4ヵ月)

ORR

  • テムシロリムス群 :8.6%
(95%CI 4.8-12.4%)
  • IFN-α:4.8%
(95%CI 1.9-7.8%)
  • テムシロリムス+IFN-α群 :8.1%
(95%CI 4.4-11.8%)

6か月間の病勢安定、もしくは奏効が得られた患者の割合

  • テムシロリムス群:32.1%
p<0.001 (IFN-α群に対して)
  • IFN-α群:15.5%
  • テムシロリムス+IFN-α群:28.1%
p=0.002 (IFN-α群に対して)

参考文献

  1. Temsirolimus, interferon alfa, or both for advanced renal-cell carcinoma. N Engl J Med. 2007 May 31;356(22):2271-81. PMID: 17538086
最終更新日:2023年12月4日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生

関連する薬剤情報

トーリセル点滴静注液25mg
抗悪性腫瘍薬 > mTOR阻害薬
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌。
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Temsirolimus
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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テムシロリムス (トーリセル®)
2023年12月04日更新

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投与量コース投与日
25mg 点滴1~Day1

その他

1コース1週間。

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本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。

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用法用量

投与開始基準

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減量・休薬・中止基準

初回基準量と減量レベル

 一度減量した場合には、 再増量不可

主な有害事象

NCT00065468試験¹⁾

有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)

主な有害事象

  • 貧血 21.6% (9.6%)
  • 血小板減少症 6.7% (0.5%)
  • 好中球減少 3.4% (1.4%)
  • 白血球減少症 2.9% (0.5%)
  • 吐き気 17.8% (1.0%)
  • 末梢性浮腫 13.0% (1.0%)
  • 下痢 13.0% (0.5%)
  • 発熱 11.5% (0.5%)
  • 便秘 9.6% (0%)
  • 嘔吐 9.1% (1.0%)
  • 体重減少 9.1% (0.5%)

注意すべき有害事象

  • 脂質異常症 13.0% (1.4%)
  • 高血糖 12.5% (5.3%)
  • 高コレステロール血症 11.5% (0.5%)

特徴と注意点

MSKCCリスク分類のPoor riskにおいてインターフェロン療法との比較でOSの延長を示したmTOR阻害薬であり、 毎週経静脈投与する。

注意すべき有害事象

  • 口腔粘膜炎:治療開始時より含嗽や歯科受診による積極的な口腔ケアに心がける。
  • 高血糖や高脂血症などの代謝異常
  • 貧血:長期投与で問題となりやすい

間質性肺疾患の臨床症状のない画像所見のみの場合 (CTCAE Grade1相当) mTOR阻害薬は休薬する必要はないことに注意する。

関連する臨床試験|NCT00065468試験¹⁾

未治療の進行性または転移性腎細胞癌患者において、 テムシロリムス投与およびインターフェロンα (IFN-α) とテムシロリムス併用療法の効果を、 IFN-α単独投与を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験の結果より、 テムシロリムス単独投与の全生存期間 (OS) に対する有益性が示された。

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OS中央値

  • テムシロリムス群 :10.9ヵ月
(95%CI 8.6-12.7ヵ月)
  • IFN-α群 :7.3ヵ月
(95%CI 6.1-8.8ヵ月)
  • テムシロリムス+IFN-α群 :8.4ヵ月
(95%CI 6.6-10.3ヵ月)

PFS中央値

  • テムシロリムス群:3.8ヵ月
(95%CI 3.6-5.2ヵ月)
  • IFN-α群:1.9ヵ月
(95%CI 1.9-2.2ヵ月)
  • テムシロリムス+IFN-α群 :3.7ヶ月
(95%CI 2.9-4.4ヵ月)

ORR

  • テムシロリムス群 :8.6%
(95%CI 4.8-12.4%)
  • IFN-α:4.8%
(95%CI 1.9-7.8%)
  • テムシロリムス+IFN-α群 :8.1%
(95%CI 4.4-11.8%)

6か月間の病勢安定、もしくは奏効が得られた患者の割合

  • テムシロリムス群:32.1%
p<0.001 (IFN-α群に対して)
  • IFN-α群:15.5%
  • テムシロリムス+IFN-α群:28.1%
p=0.002 (IFN-α群に対して)

参考文献

  1. Temsirolimus, interferon alfa, or both for advanced renal-cell carcinoma. N Engl J Med. 2007 May 31;356(22):2271-81. PMID: 17538086
最終更新日:2023年12月4日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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