電子添文¹⁾の用法および用量
25mgを1週間に1回、 30~60分間かけ点滴静注
高リスク群 (Poor risk)においてインターフェロン療法との比較でOSの延長を示したmTOR阻害薬であり、 毎週経静脈投与する。
口腔粘膜炎に対しては、 治療開始時より含嗽や歯科受診による積極的な口腔ケアに心がける。 また、 高血糖や高脂血症などの代謝異常の他、 長期投与では貧血が問題となりやすい
間質性肺疾患の臨床症状のない画像所見のみの場合 (CTCAE Grade1相当)、 mTOR阻害薬は休薬する必要はないことに注意する。
N Engl J Med. 2007;356(22):2271-81.
未治療の進行性または転移性腎細胞癌患者において、 テムシロリムス投与およびインターフェロンα (IFN-α) とテムシロリムス併用療法の効果を、 IFN-α単独投与を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験の結果より、 テムシロリムス単独投与の全生存期間 (OS) に対する有益性が示された。
注意すべき有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
適正使用ガイド²⁾の基準
適正使用ガイド²⁾の基準
初回基準量と減量レベル
一度減量した場合には、 再増量不可
最終更新日 : 2024年12月11日
監修医師 : 国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
電子添文¹⁾の用法および用量
25mgを1週間に1回、 30~60分間かけ点滴静注
高リスク群 (Poor risk)においてインターフェロン療法との比較でOSの延長を示したmTOR阻害薬であり、 毎週経静脈投与する。
口腔粘膜炎に対しては、 治療開始時より含嗽や歯科受診による積極的な口腔ケアに心がける。 また、 高血糖や高脂血症などの代謝異常の他、 長期投与では貧血が問題となりやすい
間質性肺疾患の臨床症状のない画像所見のみの場合 (CTCAE Grade1相当)、 mTOR阻害薬は休薬する必要はないことに注意する。
N Engl J Med. 2007;356(22):2271-81.
未治療の進行性または転移性腎細胞癌患者において、 テムシロリムス投与およびインターフェロンα (IFN-α) とテムシロリムス併用療法の効果を、 IFN-α単独投与を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験の結果より、 テムシロリムス単独投与の全生存期間 (OS) に対する有益性が示された。
注意すべき有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
適正使用ガイド²⁾の基準
適正使用ガイド²⁾の基準
初回基準量と減量レベル
一度減量した場合には、 再増量不可
最終更新日 : 2024年12月11日
監修医師 : 国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。