海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前

奈良県立医科大学泌尿器科学の中井靖氏らの研究グループは、 前立腺癌患者310例を対象に、 低線量率密封小線源療法 (LDR-BT) +COX-2阻害薬セレコキシブ併用の長期的な腫瘍学的転帰およびQOLを非盲検無作為化比較試験の事後解析で検討した。 対照群はタムスロシン0.2mg/日を6ヵ月投与し、 併用群はこれにセレコキシブ200mg/日を3ヵ月併用した。 その結果、 LDR-BT後の追跡期間中央値120ヵ月における生化学的再発および転移の累積発生率は、 併用群で有意に低かった (1.5% vs 9.0%、 p=0.006;0% vs 5.7%、p=0.01)。 一方、 前立腺癌特異的生存率 (p=0.06) および全生存 (OS) 率 (p=0.64)、 さらに各時点のQOLスコア変化には両群間で有意差は認められなかった。
事後解析であり、 得られた結果は仮説生成的で因果関係を強く結論づけるには限界があります。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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