海外ジャーナルクラブ
11日前
Généreuxらは、 無症候性の重症大動脈弁狭窄症患者を対象に、 経カテーテル大動脈弁置換術 (TAVR) の早期施行の有効性および安全性を経過観察を対照に非盲検無作為化比較試験EARLY TAVRで検討した。 その結果、 追跡期間中央値3.8年における主要評価項目 (全死因死亡、 脳卒中、 心血管系疾患による予定外入院の複合) の発生率は、経過観察群の45.3%に対し、 TAVR群では26.8%と有意に低下した (HR 0.50、 95%CI 0.40-0.63、 p<0.001)。
結果がpositiveに出ていることもあり、 本文にはNEJMには珍しく6つのlimitationが記載されており、 読者に本研究結果の慎重な解釈と臨床適応を呼びかけています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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