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19日前

Huangらは、 ホルモン受容体 (HR) 陽性乳癌とトリプルネガティブ乳癌 (TNBC) を対象に、 診断前後のビスホスホネート使用と再発・死亡の関連を住民ベースのコホート研究で検討した。 その結果、 HR陽性例では診断後1年以上の使用は、 未使用例と比べ全死亡 (HR 0.67) と乳癌特異的死亡 (HR 0.54) の低下と関連した。 一方、 TNBC例で使用を継続した群では再発 (HR 3.43) と乳癌特異的死亡 (HR 2.54) の増加と関連した。 研究結果はCancer誌に発表された。
HR陰性HER2陽性乳癌およびビスホスホネート使用患者の症例数が限られ、 サブグループ解析が十分に行えなかったほか、 診断後の治療を追跡できず、 死亡関連解析に残余交絡が生じた可能性があります。
ビスホスホネートは骨吸収抑制作用と抗腫瘍作用を有することから、 骨再発リスクを低減する乳癌の補助療法として用いられている。 しかし、 サブタイプ別の有用性に関するエビデンスは限られている。
本研究は、 ホルモン受容体 (HR) 陽性乳癌患者2,260例およびトリプルネガティブ乳癌 (TNBC) 患者1,436例を対象に、 診断前および診断後のビスホスホネート使用が再発・あらゆる二次乳癌イベント・全死亡・乳癌特異的死亡に及ぼす影響を評価した住民ベースのコホート研究である。
効果推定には、 多変量調整Cox比例ハザードモデルを用いた。
対象患者は、 年齢中央値がHR陽性例51歳・TNBC例52歳で、 死亡までの追跡期間中央値は168.3ヵ月・147ヵ月であった。
HR陽性例では、 診断後1年以上のビスホスホネート使用は未使用に比べ、 死亡リスクを低下させた。
HR陽性例 ビスホスホネート使用
診断後にビスホスホネートを新規に開始した患者に限定した解析では、 両サブタイプとも各臨床アウトカムのハザード比は1を下回り、 HR陽性例の乳癌特異的死亡のみ有意なリスク低下を認めた (ハザード比 0.62 [95%CI 0.39-0.98])。
TNBC例のうち診断後も使用を継続した患者では、 再発・乳癌特異的死亡が増加した。
TNBC例 ビスホスホネート使用
著者らは、 「本研究では、 HR陽性例で診断後のビスホスホネート使用が死亡リスクへ保護的効果を有することが確認できた。 TNBC例における診断後BP使用の効果検証にはさらなる研究が必要である」と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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