著者

MDアンダーソンがんセンター感染症科 松尾貴公

471日前

CEZ セファゾリン【感染症専門医による抗菌薬まとめ】

腎機能別の投与量は以下より確認ください.

CEZ (セファゾリン、セファメジンαなど)

ポイント

  1. 第一世代セフェムのひとつ
  2. 狭域スペクトラムの抗菌薬の代表である.
  3. MSSAに対する第一選択薬として有名.
  4. GPC+多少のGNRに有効である.

どんな細菌に効くの?

  • ◎ グラム陽性球菌を幅広くカバー
  • ✕ 腸球菌には無効
  • ✕ 緑膿菌、 ESBL産生菌、 嫌気性菌には無効

日常臨床で使用する疾患例

  • MSSA菌血症•感染性心内膜炎•骨髄炎など
  • 蜂窩織炎に対する選択薬の1つ
  • 術前予防抗菌薬で最も頻繁に使用される
  • 感受性のあるGNRに対する選択薬の1つ

臨床使用例

  • 1回 1-2g 8時間毎(1日3回)
  • 蜂窩織炎や尿路感染症の場合は1gで十分
  • 菌血症・骨髄炎・IEなどの場合は2gに増量

注意点

  • 髄液移行性はない
  • E.coli, Klebsiella, Proteusなどの腸内細菌をカバーするが、耐性が3割程度あり要注意.
  • 2019年、 国内でCEZの枯渇問題が生じた.

参考商品名

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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