海外ジャーナルクラブ
6日前
Laffinらは、 開発中のアルドステロン合成酵素阻害薬lorundrostatの難治性高血圧症に対する有効性・安全性をプラセボ対照二重盲検無作為化比較試験Advance-HTNで検証した。 患者はlorundrostat 50mgを継続投与する用量固定群、 初期用量50mgからその後の収縮期血圧により100mgに増量する用量調整群、 プラセボ群に割り付けられた。 その結果、 12週後の平均収縮期血圧の最小二乗平均変化 (プラセボ調整後) は、 用量固定群が-7.9mmHg (97.5%CI -13.3~-2.6、 p=0.001)、 用量調整群が-6.5mmHg (97.5%CI -11.8~-1.2、 p=0.006) であり、 両群ともに有意な低下が認められた。
この研究は12週間投与後の血圧変化のため、 今後の長期的なアウトカムの変化が期待されます。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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