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21日前

Sarrajuらは、 リポプロテイン (a)〔Lp (a)〕高値の健常な成人を対象に、 Lp(a)を標的とする超長時間作用型の低分子干渉RNA (siRNA)であるKylo-11の単回皮下投与の安全性とLp(a) 低下作用を評価する第Ⅰ相二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験を実施。 主要評価項目の24週までの有害事象は70例中37例 (53%) にみられたが、 大半はGrade 1-2かつ治験薬には関連のない有害事象と判定された。 また、 225 mg以上の用量では血清Lp(a)の低下が48週まで持続した。 試験結果はLancet誌ならびに欧州心臓病学会 (ESC 2026)で報告された。
中国の単一施設で実施された第Ⅰ相試験で、 対象もLp(a)高値の比較的健康な成人に限定されているため、 Kylo-11の安全性および薬力学的効果の一般化可能性には限界があります。
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血清Lp(a)濃度の上昇は、 アテローム性動脈硬化性心血管疾患 (ASCVD) の発症リスクを高める因子の一つである。 本試験では、 Lp(a)を標的とする超長時間作用型siRNA 「Kylo-11」 について、 単回皮下投与時の安全性およびLp(a)低下作用がヒトで初めて評価された。
対象は、 中国の単一施設で登録されたLp(a)高値で、 それ以外は健常な18~55歳の成人であった。 被験者はKylo-11の単回皮下投与群またはプラセボの単回皮下投与群に8:2で無作為に割り付けられ、 7つの用量コホート*が設定された。
無作為化割付表は試験実施・有効性/安全性解析・盲検下データ解析に関与しない非盲検の統計担当者が作成し、 対話型ウェブ応答システムで治療群に割り付けた。 被験者・治験担当医師・試験関係者はコホート割付に対して盲検化された。 Kylo-11投与例は条件付き延長追跡として337日目まで、 プラセボ投与例は169日目まで追跡された。
主要評価項目は24週以内の治験担当医師評価による有害事象の発生率である。 事前規定された薬力学的副次評価項目は、 経時的な血清Lp(a)の低下率および絶対低下量であった。
2024年5月30日~12月30日に71例がKylo-11コホート (57例) またはプラセボコホート (14例) に無作為に割り付けられた。 年齢中央値は27.5歳 (四分位範囲 [IQR] 22.0~32.0歳) で、 男性が46例 (65%)、 女性が25例 (35%) であった。 追跡期間の中央値は337日 (IQR 334~337日) であった。
24週までに有害事象は70例中37例 (53%) にみられたが、 大半はGrade1-2であり、 治験担当医師により治験薬とは関連のない有害事象と判定された。 注射部位反応、 重篤な有害事象、 治験薬関連の有害事象、 死亡はいずれも認められなかった。 Grade 3以上の有害事象は225mgコホートで2件報告されたが、 いずれも治験薬とは関連のない有害事象と判定された。 Grade3以上の有害事象はプラセボ群でも84日目に1件発生した。
事前規定された薬力学的副次評価項目について、 48週時点の血清Lp(a)低下率および絶対低下量の中央値は、 9mgコホートでそれぞれ-53% (IQR -71~-41%) および-71nmol/L (IQR -79~-60nmol/L)、 600mgコホートでそれぞれ-97% (IQR -98~-97%) および-129nmol/L (IQR -153~-99nmol/L) であった。 ベースライン時のLp(a)が200nmol/L超で、 Kylo-11を225mg投与したコホート7では、 低下率の中央値は-96% (IQR -98~-91%)、 絶対低下量の中央値は-208nmol/L (IQR -222~-198nmol/L) であった。
著者らは、 「Kylo-11の単回投与の忍容性は良好であることが示されるとともに、 225mg以上の用量で48週までの血清Lp(a) 値の持続的な低下が得られた」 と結論付けている。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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