HOKUTO編集部
3ヶ月前
日本胃癌学会は8月30日、 『切除不能進行・再発胃癌バイオマーカー検査の手引き 第1.1版』 (以下、 第1.1版) を、 同学会のWebサイト上において公開した。
本年は、 抗Claudin (CLDN)18.2抗体ゾルベツキシマブが本邦において世界に先駆け臨床応用され、 免疫チェックポイント阻害薬ペムブロリズマブが胃癌において適応を取得している。 これに伴い、 胃癌における薬剤適応判定のためのバイオマーカーもHER2タンパク過剰発現/遺伝子増幅のほか、 PD-L1発現 (CPS)、 マイクロサテライト不安定性(MSI-H)/DNA ミスマッチ修復酵素欠損 (dMMR)、 高腫瘍遺伝子変異量 (TMB-H)、 CLDN18発現が追加されており、 病理組織標本を効率的に利用するための検査実施アルゴリズムが必要との考えから、 2024年4月25日に同手引きが策定された。
新たに公開された第1.1版では、 「各バイオマーカーの検査方法」 のうち、 HER2、 PD-L1、 MSI/MMRの各項目について情報が追加されている。
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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