HOKUTO通信
52日前
救急車の窓ガラスをたたいて救急搬送を妨害したとして、 兵庫県警芦屋署は2日、 同県芦屋市に住む会社役員の男 (48) を公務執行妨害の疑いで逮捕した。 救急車は急病の男児を乗せており、この行為で搬送が20分ほど遅れた。 命に別条はなかった。
兵庫県警や報道によると、 容疑は2022年11月26日夜、 自宅近くの路上で、 芦屋市消防本部の救急隊員が救急業務をしている際に、 救急車の窓ガラスをたたくなどして職務を妨害したとしている。 男は 「故意に救急搬送を遅らせたつもりはない。 病人が乗っていることは後から知った」と話しているという。
男は当時、 救急車の付近で息子とキャッチボールをしていた。隊員の1人が救急車を出発させるため、 少し離れるよう息子に声をかけた。
その直後、 男が救急車に近寄り 「うちの息子に何言ったんや」 「いつまで止めてるんや。赤いライト付けたままやったら近所迷惑になるやろ」 などと怒鳴った。 隊員が出発しようとすると、 助手席側の窓から手を入れるなどの行為で出発を妨害したという。
妨害を受けた隊員が同市消防本部に応援を要請し、 到着した別の救急車が約20分後に男児を乗せて出発したという。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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