海外ジャーナルクラブ
1ヶ月前
【NEJM】AF患者の出血リスク、abelacimab vs DOAC
Ruffらは､ 心房細動 (AF) 患者1,287例を対象に､ 第XI因子阻害薬abelacimabと直接経口抗凝固薬 (DOAC) リバーロキサバンの出血リスクを無作為化比較試験AZALEA-TIMI 71で比較した｡ その結果､ 大出血または臨床的に関連性のある非大出血の発生率は､ abelacimab 150mg群が100人年あたり3.2件､ abelacimab 90mg群が100人年あたり2.6件､ リバーロキサバン群が100人年あたり8.4件であり､ abelacimabの出血リスクがリバーロキサバンと比較して有意に低かった (リバーロキサバンに対するHR : abelacimab 150mg 0.38 [95％CI 0.24~0.60] ；abelacimab 90mg 0.31 [95％CI 0.19~0.51] ；いずれもp<0.001)｡
📘原著論文
👨⚕️HOKUTO監修医コメント
Limitationについて ｢Our trial has strengths and weaknesses.｣ と書き出して ｢weakness｣ と書いているのが新鮮です｡
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こちらの記事の監修医師
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HOKUTO編集部
編集･作図：編集部､ 監修：所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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