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4日前

Shenらは、 PD-L1陽性 (CPS≥5) の局所進行・切除可能な胃または胃食道接合部腺癌を対象に、 周術期における抗PD-1抗体serplulimabとS-1+オキサリプラチン (SOX) 療法の併用について、 無作為化比較試験 (ASTRUM-006) で検討した。 その結果、 主要評価項目である無イベント生存期間 (EFS) 中央値は、 serplulimab + SOX群で未到達であり、 プラセボ+SOX群に比べ有意に延長した。 試験結果はLancet誌に発表された。
周術期serplulimab+SOX群を設けていなかったため、 術後補助免疫療法単独の寄与を直接評価することはできていません。
切除可能な胃または胃食道接合部腺癌に対する周術期化学免疫療法の成績は一定ではない。
そこで、 PD-L1陽性・局所進行・切除可能な胃または胃食道接合部腺癌患者を対象に、 術前serplulimab+S-1+オキサリプラチン (SOX) に続く術後serplulimabを、 術前プラセボ+SOXに続く術後SOXと比較し、 有効性と安全性を評価した。
中国とタイの75施設で実施した二重盲検・多施設共同・第Ⅲ相・無作為化比較試験 (ASTRUM-006) である。
PD-L1 combined positive score (CPS) ≥5の局所進行・切除可能な胃または胃食道接合部腺癌患者が対象とし、 中国の588例が以下2群に1:1で無作為に割り付けられた。
主要評価項目は治験医評価による無イベント生存期間(EFS)*とし、 まずPD-L1 CPS≥10集団で評価し、 次にITT (CPS≥5)集団で評価した。
患者背景は、 年齢中央値61.0歳、 124例(21%)が女性であった。
追跡期間中央値42.7ヵ月において、 PD-L1 CPS≥10集団でのEFS中央値は、 serplulimab群でプラセボ群と比較して有意に延長した。
EFS中央値 : PD-L1 CPS≥10集団
HR 0.65 (95%CI 0.47-0.90、 p=0.0082)
また追跡期間中央値35.9ヵ月において、 ITT集団でも、 EFS中央値はserplulimab群でプラセボ群に対して有意に延長した。
EFS中央値 : ITT集団
HR 0.73 (95%CI 0.56-0.94、 p=0.015)
グレード3以上の治療関連有害事象は、 serplulimab群で136例(47%)、 プラセボ群で172例(59%)に発現した。 治療関連有害事象による治療中止は、 19例(7%)と31例(11%)であった。
著者らは「術前serplulimab+SOXに続く術後serplulimabは、 PD-L1陽性の切除可能な胃または胃食道接合部腺癌において、 術前・術後SOXと比較してEFSを有意に改善し良好な安全性プロファイルを示した。 この周術期戦略の生存ベネフィットを確認するには、 全生存期間 (OS) の延長追跡が必要である」と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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