HOKUTO通信
2年前
中国・浙江省の病院で、 女性患者がMRIの中に取り残される騒動があった。 中国メディアの澎湃新聞などが伝えた。
女性は4月下旬に病院で検査を受けた際、 MRI装置の中に3時間ほど取り残された。 女性は頭部が固定されていたため無理に動かないようにしていたが、 足がしびれてきたため自力で脱出したという。報道は5月16日付。
検査室のドアがロックされていたため夫に電話で助けを求め、 知らせを受けた医師がドアを開けたという。
報道によると、 病院関係者は「医師はMRIだけでなくレントゲンも撮っており、 MRIの位置を決めてからフィルムを取りに行き、 そのまま (患者が装置の中にいることを) 忘れてしまった」 と説明。 この病院ではMRIを毎日違う医師が担当しており、 「うっかりしてしまったのだと思う」 としている。
この医師は解雇された。 中国版Twitterの微博(ウェイボー)では一時、 「患者がMRIの中に3時間近く置き去りにされる」がトレンド1位になった。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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