HOKUTO編集部
3ヶ月前
ジョンソン・エンド・ジョンソンは2025年1月24日、 EGFR遺伝子変異陽性の未治療局所進行/転移性NSCLCにおけるEGFR-MET二重特異性抗体アミバンタマブ+第3世代EGFR-TKIラゼルチニブ併用療法の有効性および安全性を検討した第Ⅲ相国際共同無作為化比較試験MARIPOSAの全生存期間 (OS) に関するトップラインの結果を報告した。
主要評価の解析結果詳細はこちら
MARIPOSA試験は、 EGFR遺伝子exon19欠失変異またはL858R置換変異を有するNSCLC患者を対象に実施された。 試験には1,074例が登録され、 主要評価項目は無増悪生存期間 (PFS)、 副次評価項目はOSを含む複数の臨床指標であった。
最新のOS解析結果では、 アミバンタマブ+ラゼルチニブ併用群が第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬オシメルチニブ群に比べ、 統計学的有意かつ臨床的に意義のある改善を示し、 OS中央値の改善は1年を超える見込みであるという。
本試験の詳細は、 今後開催される主要学会で発表される予定である。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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