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5日前

Abreuらは、 中等度~重症の活動期潰瘍性大腸炎の成人患者を対象に、 経口IL-23受容体阻害薬icotrokinraの1日1回投与 (400mg、 200mg、 100mg) とプラセボを、 第Ⅱb相二重盲検無作為化比較試験ANTHEM-UCで比較した。 その結果、 主要評価項目である12週時点の臨床的奏効率は400mg群63%、 200mg群58%、 100mg群55%、 プラセボ群27%であり、 全用量でプラセボ群より有意に高かった。 試験結果はN Engl J Med誌に発表された。
本試験の限界は、 ①第Ⅱb相試験であり、 複数の評価項目や用量群間の有効性を検証するための統計学的検出力が不十分であること、 ②群間の患者背景や過去の薬剤使用歴の不均衡による交絡の可能性があることです。
🔢 Mayo スコア
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インターロイキン (IL)-23経路を標的とするモノクローナル抗体は炎症性腸疾患 (IBS) に対し有効だが、 静脈内投与または皮下注射を必要とする。
本第Ⅱb相二重盲検無作為化比較試験では、 中等度~重症の活動期潰瘍性大腸炎 (UC) 成人患者を対象に、 IL-23受容体標的経口ペプチド製剤であるicotrokinraの有効性および安全性を検討した。
中等度~重症の活動期UC成人患者252例を、 以下の4群に無作為に割り付けた。
主要評価項目は12週時点の臨床的奏効であり、 副次評価項目は12週時点の臨床的寛解、 症状寛解、 内視鏡的改善であった。
12週時点の臨床的奏効率は、 icotrokinra群はいずれもプラセボ群に比べ有意に高かった。
12週時点の臨床的奏効率
p<0.001 (全用量でプラセボ群との比較)
400mg群では、 12週時点の臨床的寛解率、 症状寛解率、 内視鏡的改善率がいずれもプラセボ群に比べ有意に高かった。
臨床的寛解率
p=0.006
症状寛解率
p<0.001
内視鏡的改善率
p=0.002
200mg群の臨床的寛解率は24%であった (プラセボ群との比較でp=0.054)。
28週までの有害事象と重篤な有害事象の発現率は以下のとおりであった。
有害事象
重篤な有害事象
著者らは、 「中等度~重症の活動期UC患者において、 12週時点の臨床的奏効率は、 icotrokinraの3用量すべてでプラセボよりも有意に高かった」と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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