海外ジャーナルクラブ
1ヶ月前

Godnevaらは、 Human Phenotype Projectに参加した糖尿病に罹患していない40~70歳の成人8,687例の持続血糖測定データ*を基に、 厳格および広範な血糖目標範囲内時間 (Time in Range : TIR) **と45の臨床指標***との関連、 および血糖閾値を超える時間と2.6±1.3年間の代謝性疾患発症との関連を検討した。 その結果、 血糖140mg/dL未満の時間短縮は、 腹囲、 内臓脂肪、 トリグリセリド、 血圧、 血清ALT、 肝臓CT減衰値の上昇、 およびHDLコレステロールと夜間平均酸素飽和度の低下と相関していた。 180mg/dL未満を閾値とした場合、 これらの関連は弱まった。 また、 180mg/dL未満および140mg/dL未満の時間短縮は、 代謝性疾患発症リスクの上昇と関連していた (HR 1.21 [95%CI 1.15-1.26] および1.34 [同 1.26-1.42])。
代謝指標との関連は示されたものの、 長期的な臨床アウトカム (糖尿病発症や心血管イベントなど) との関係は十分に評価されておらず、 今後の長期研究が必要とされています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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