海外ジャーナルクラブ
4日前
Karlsonらは、 18~85歳で新規病変3ヵ所以下の冠動脈疾患患者を対象に、 シロリムスを溶出する新たな冠動脈ステントDynamX bioadaptorの有効性について、 ゾタロリムス溶出ステント (DES) を対照にレジストリを用いた非劣性無作為化試験で検討した。 その結果、 主要評価項目とした12ヵ月後の標的病変不全 (心血管死亡、 標的血管の心筋梗塞、 虚血誘発による標的病変再血行再建の複合) はbioadaptor群が2.4%、 DES群が2.8%であり、 bioadaptor群のDES群に対する非劣性が検証された (リスク差-0.41%、 95% CI -1.94~1.1、 非劣性のp<0.0001)。
研究名は何よりも大切と言われますが、 INFINITY-SWEDEHEART (無限大のスウェーデン人の心臓) はスケールの大きな研究名です。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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