【NEJM】未治療進行平滑筋肉腫へのドキソルビシン+トラベクテジンでPFS・OSが改善
著者

海外ジャーナルクラブ

2ヶ月前

【NEJM】未治療進行平滑筋肉腫へのドキソルビシン+トラベクテジンでPFS・OSが改善

【NEJM】未治療進行平滑筋肉腫へのドキソルビシン+トラベクテジンでPFS・OSが改善
Pautierらは、 化学療法歴のない転移性または切除不能な平滑筋肉腫患者を対象に、 ドキソルビシン+トラベクテジン併用療法とトラベクテジン維持療法の有効性について、 ドキソルビシン単剤療法を対照に、 第Ⅲ相無作為化比較試験LMS04で検討した。 その結果、 同レジメンによる治療を受けた群のPFS中央値は12ヵ月 (ドキソルビシン単独投与群は6ヵ月、 HR 0.37)、 OS中央値は33ヵ月 (ドキソルビシン単独投与群は24ヵ月、 HR 0.65) と、 いずれも有意な改善を示した。 

📘原著論文

Doxorubicin-Trabectedin with Trabectedin Maintenance in Leiomyosarcoma. N Engl J Med. 2024 Sep 5;391(9):789-799. PMID: 39231341

👨‍⚕️HOKUTO監修医コメント

First-line treatment を変える根拠となる、素晴らしい研究成果です。OSのKaplan–Meier曲線も、2群間の差が綺麗に表されています。

🔢関連コンテンツ

トラベクテジン(ヨンデリス®️)

悪性軟部腫瘍に対するレジメン

※X (旧Twitter) の利用規約に基づき、 サブライセンスが認められている埋め込み形式でポストを紹介しています。 掲載停止のご希望がある場合は、 XのHOKUTO公式アカウント (@HOKUTOmed) までDMでご連絡をお願いします。

ポストのGif画像
【NEJM】未治療進行平滑筋肉腫へのドキソルビシン+トラベクテジンでPFS・OSが改善の全コンテンツはアプリからご利用いただけます。
臨床支援アプリHOKUTOをダウンロードしてご覧ください。
今すぐ無料ダウンロード!
こちらの記事の監修医師
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
QRコードから
アプリを
ダウンロード!
HOKUTOのロゴ
HOKUTOのロゴ
今すぐ無料ダウンロード!
様々な分野の医師
様々な分野の医師
【NEJM】未治療進行平滑筋肉腫へのドキソルビシン+トラベクテジンでPFS・OSが改善