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3日前

Liらは、 発症48時間以内の急性期脳梗塞患者を対象に、 PSD-95経路とα2-GABAA受容体を二重に標的とする低分子化合物loberamisal静脈内投与の有効性および安全性について、 二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験LAISで検討。 その結果、 90日時点で修正Rankinスケール (mRS) 0-1を達成した患者は、 loberamisal群69.7%、 プラセボ群56.3%であり、 loberamisal群で高かった。 一方、 重篤な有害事象の発現率に差は見られなかった (8.6% vs 10.7%)。 試験結果はJAMA誌に発表された。
NIHSSの早期変化や90日後のBarthel Index ≥95など、 複数の副次的有効性評価項目で群間差が認められず、 主要評価項目であるmRS 0-1の結果を支持するエビデンスが限定的でした。
急性期脳梗塞では、 神経保護・神経修復を標的とした治療選択肢は限られている。
loberamisalは、 シナプス後肥厚95 (PSD-95) 経路とα2 γ-アミノ酪酸A型 (α2-GABAA) 受容体を標的とする低分子化合物である。 本試験では、 急性期脳梗塞に対するloberamisal静脈内投与による機能回復への効果および安全性が検証された。
LAIS試験は、 中国の32施設で実施された第Ⅲ相多施設共同二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験である。
対象は18~80歳の急性期脳梗塞患者で、 ベースラインのNIH脳卒中スケール (NIHSS) スコアが7~20点、 脳梗塞発症前の障害がない (mRSスコア1以下) こと、 発症48時間以内の受診を組み入れ基準とした。 登録期間は2024年7月24日~12月7日で、 最終追跡は2025年4月8日であった。
998例が標準的脳卒中診療に加えて以下の2群に1:1で無作為化され、 治験薬を1回以上投与された997例が主解析の対象となった。
主要評価項目は90日時点の完全な機能回復の達成**とした。 安全性評価項目は有害事象・重篤な有害事象・死亡である。
主解析対象997例の年齢中央値は64歳、 女性は33.7%、 ベースラインNIHSSスコア中央値は8点であった。
90日時点でmRSスコア0–1を達成した患者は、 loberamisal群で350例 (69.7%)、 プラセボ群で279例 (56.3%) であり、 達成率はloberamisal群で有意に高かった (相対リスク1.24、 95%CI 1.12–1.36、 リスク差13.28ポイント、 95%CI 7.24–19.32)。
有害事象はloberamisal群441例 (87.8%)、 プラセボ群439例 (88.7%) に発現した。 重篤な有害事象の発現は、 loberamisal群43例 (8.6%)、 プラセボ群53例 (10.7%) であった。
全死亡はloberamisal群6例 (1.2%)、 プラセボ群10例 (2.0%) に認められた。
著者らは、 「脳梗塞発症後48時間以内にloberamisalの静脈内投与を開始した患者では、 90日時点で完全な機能回復を達成した割合がプラセボ群より高かった。 今後、 その有益性をより多様な患者集団で検証する必要がある」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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