迷ったら佐渡に! 離島だからこそ磨けるジェネラルの力〜佐渡総合病院〜
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インタビュー

11ヶ月前

迷ったら佐渡に! 離島だからこそ磨けるジェネラルの力〜佐渡総合病院〜

迷ったら佐渡に! 離島だからこそ磨けるジェネラルの力〜佐渡総合病院〜
ヘリポートでの研修医の集合写真
「将来どんな医師になりたいか明確に決まっていない」 「どこを研修先にするか迷っている」 ーー。 佐渡総合病院は、 こんな医学生を積極的に受け入れています。 高齢化が進む離島だからこそ、 徹底的にジェネラルな力が磨けるというのです。
※肩書きや内容はインタビュー当時 (2023年8月) のものです。 現在とは異なる場合があります。

病院の概要

佐渡総合病院は、 日本で最も高齢化が進んだ二次医療圏での中核病院という点が最大の特徴です。 佐渡島における救急出動のほぼ全例に対応しています。 島全体のベッド448床のうち8割 (354床) を持つほか、 島の人口5万人の約半数が通院している、 もしくは通院歴があります。 外来から急性期、 回復期までを診ることができます。

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作成したオリジナルスクラブ。 佐渡で活躍するアーティストにデザインを依頼した

研修の特徴

10年後の日本の姿が佐渡にある

今回、 病院長の佐藤賢治先生、 副院長の鈴木啓介先生、 研修医の星野有輝先生の3人に話を聞きました。

ーー佐渡総合病院で研修をする意義は。

佐藤院長 「現在の佐渡は、 10年後の日本の姿といえます。 他の地域から想像がつかないほど高齢化が進んでいます。 今の研修医の先生が指導医の年齢になった時、 日本全体が今の佐渡と似た状況になっているでしょう。 佐渡での経験は将来のキャリアに必ず活きてきます」

ーー実際に研修して、 どう感じるか

星野先生 「ジェネラルな力が格段に身につくと感じています。 外来では幅広い疾患の患者さんに対応し、 病棟ではホスピタリストのような入院管理もしています。 帰った後にどうなるのかも考えながら普段の診療に当たっています。 佐渡ならではの特徴で、 救急外来で診た殆どの患者さんが、 良くも悪くも病院にまた戻ってくるので経過を追うこともできます」

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シミュレーターで中心静脈穿刺のトレーニングをする星野先生

佐藤院長 「高齢者の肺炎や心不全などの疾患制御は上手にできたとしても、 患者さんの生活の改善につながるとは限らないんです。 病院で治療をして、 退院したら終わりではなく、 介護や診療所、 訪問看護との連携も場合によっては必要です。 疾患だけでなく生活も診るということを経験値として自然と得てほしいです」

自主性を磨けるフィールド

ーー佐渡総合病院で研修して良かった点は。

星野先生 「最前線に立たせてもらえることで、 大きく成長できたと感じています。 救急外来はもちろん、 回診や診察室での説明、 輸液の補正や抗菌薬の選択まで自分が主体となって関わることができます。 患者さんとの距離も近いです」

指導医との年齢が近く、 相談しやすい

ーー上級医との関係性、 病院の雰囲気は

佐藤院長 「医師の大半は新潟大から来た1~2年の短期派遣医なので、 研修医の年齢も近いです。 ベテランのスーパー指導医がいる環境ではないですが、 非常に相談しやすい環境だと思います」

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研修医同士で採血の練習。 救急外来で看護師さんからコツを聞くことも

星野先生 「垣根が低いのは良いですね。 別の病院に行くと、 (年齢が離れていて) 相談しづらいなと思う時もあります」

鈴木副院長 「在籍する医師は50人程度で、 お互いの顔が分かります。 高齢の患者さんは一つの疾患で入院したとしても併存疾患があるケースも多いので、 複数の診療科の先生の目で診ることになります。 大規模病院のような縦割りではなく、 横のつながりも強くなります」

意外に設備は整っている

鈴木副院長「離島というと僻地で閉ざされたイメージをされがちですが、 東京の複数の大学から年間二十数名の医師が来ています。 神奈川の大学に1ヶ月派遣されるプログラムもあり、 意外と他大学との交流も多いです」

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イノベーター育成臨床研修コースでのグループワーク(一部画像処理をしています)

星野先生 「Dr.コトー診療所のような人手も機器もリソースが制限された環境をイメージするかもしれません。 実際に来てみると、 通常の2次医療に対応できるくらい、 意外と設備もしっかりしています。 電子カルテはかなり使いやすいです。 良い意味で裏切られました」

充実したプライベート

オフも充実 4kg太る

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佐渡ロングライドに出場し210kmを完走。 「生身で佐渡を走り抜ける爽快感は中毒性が高いです」

ーーオフの過ごし方は

星野先生 「佐渡はサイクリング環境が充実しており、 週末はよく走っています。 オススメのサウナもあります。 お米と魚はもちろん、 果物や野菜の産地でもあり、 寿司以外にも佐渡ならではの食材を使った蕎麦懐石のほか、 イタリアンやフレンチなども美味しい店が多いです。 おかげで佐渡へ来て、 4kg太りました」

明確な目標がない人こそオススメ

ーー医学生へのメッセージを

星野先生 「 都市圏で生まれ育った私は、 地方で研修したいと考え、 『離島でジェネラルに学べる』というポイントに魅力を感じました。 研修医の2年間はあっという間です。 離島での生活は刺激的で、 カリキュラムの自由度も高いので、 ちょっとでも気になったら勢いで研修先を当院に決めていいと思います。 綺麗な海も待っています」

佐藤院長 「ここでは何でも診なきゃいけません。 色々な考えがあると思いますが、 はっきりした目標がなくて、 幅広く探っていきたいという医学生にとって最適な環境だと考えています」

先生方のプロフィール

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佐渡総合病院のホームページ

佐渡総合病院:研修医募集のご案内

こちらの記事の監修医師
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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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