新薬承認情報
4ヶ月前
中外製薬は5月27日、 FoundationOne Liquid CDx がんゲノムプロファイル (以下、 FoundationOne Liquid CDx) について、 癌関連遺伝子におけるコピー数異常の検出結果、 および血漿検体に基づく腫瘍遺伝子変異量 (blood Tumor Mutational Burden: bTMB) スコアの情報提供に関する承認を取得したと発表した。
コピー数異常およびbTMBスコアは、 免疫チェックポイント阻害薬および分子標的治療薬の効果予測因子として重要な指標である。 FoundationOne Liquid CDxは進行固形癌を対象に、 血液中の循環腫瘍DNA (ctDNA) を用いて、 塩基置換、 挿入/欠失、 再編成、 コピー数異常などの癌関連遺伝子変異の解析およびbTMBスコア算出を行う。
今回の承認により、 FoundationOne CDx がんゲノムプロファイルとともに、 組織および血液検体を用いた2つの包括的ゲノムプロファイリングにおいて、 薬事承認された情報に基づく診断・治療方針の補助が可能になるという。
【まとめ】肺癌コンパニオン診断とがんゲノムプロファイリング検査
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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